カテゴリー: リハブログ
通所リハビリテーション西堀のコロナ感染予防対策
2021年03月02日
気温はまだ低いとはいえ、窓から入る春めいた日差しがうれしいこの頃です。最近のニュースでは、新型コロナウィルスのワクチン接種が始まり、予防対策への一歩が始まったように感じますが、まだまだ感染への不安がある方は多いと思います。
当通所リハビリテーション西堀では、感染予防に向け次のことを取り組んでいます。
1、30分おきの換気
2、使用物品の消毒
3、職員の出勤前の検温と体調確認
4、利用者様の利用前の検温と体調確認
5、飛沫予防のためマスクとゴーグルの着用とテーブルへアクリル板の設置
を行っています。
利用者様が、安心・安全に利用できるよう、今後も感染対策を徹底しリハビリテーションを提供したいと思います。
通所リハビリテーション西堀 主任 山本(作業療法士)
当院独自の研鑽の場 西堀学会開催
2021年02月26日
2月も半ばを過ぎ、寒さが緩む日も少しずつ感じられるようになってきました。依然として新型コロナウィルスは猛威を振るっていますが、リハビリテーション課一同もより感染対策を徹底し、日々精進をしております。
さて、今月はリハビリテーション課の理学療法士による、日々の研鑽の結果を発表する活動を行いました。出来るだけ学会の発表形式に合わせ、新型コロナウィルス感染防止による三密の自粛が終わった後、外部に向け活動できるスタッフを増やすべく「西堀学会」という名前を付け毎年開催しております。
今年も当院リハビリテーション課の理学療法士が感染対策を徹底しながら多数が参加しており、熱い議論を交わしておりました。より良いリハビリテーションを提供するため、もっと患者様に寄り添えるスタッフになるために今後もリハビリテーション課一同は切磋琢磨していこうと思います!
西堀学会発表の様子(スライド発表)
西堀学会発表の様子(ポスター発表)
主任 北 耕輔 (理学療法士)
冬期間の健康維持
2021年01月29日
年が明けてから約4週間経過しましたが、皆さんはどのようにお過ごしですか。新型コロナウイルスの終息の目途はたたず思うように行動が出来ない状況が続いており、外出が出来ずストレスが溜まっている方もいると思います。また今年は雪が多いことで路面状況が悪く、外出の機会が少ない方もいることや、さらに年末年始で暴飲暴食をして体調を戻したい方もいるかもしれません。そんな方には健康を維持・改善するためにも自宅で出来る軽い運動がおすすめです。運動は健康面だけでなく精神面にも効果的であると言われております。また、外出する機会が少なくなることでバランス能力の低下が起こることも言われているため、ストレスを解消したい方や身体の状態を維持したい方は運動を行いこの冬を乗り越えましょう!!
下図は高齢者の自宅での転倒予防におすすめのバランストレーニングです。参考にしてみて下さい!!
(回数や秒数は問題なく出来そうなら増やしても構いません。また、転倒防止のために必ず支持物を使用して行ってください。)
主任 小笠原 啓太(理学療法士)
訪問リハビリ1月に人員調整
2021年01月26日
現在スタッフは5名で、職種は理学療法士2名・作業療法士2名・言語聴覚士1名(非常勤)です。
同じように見えるリハビリでも、職種ごとに役割が異なります。
それぞれの役割として
理学療法は、日々生活を送っていく中で求められる寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行などの基本的な動作が行えるようにサポートします。
作業療法は、食事や入浴をはじめとする日常生活で行う動作から手芸、園芸などの趣味活動などさまざまな行為をサポートします。
言語療法は、「聞く、話す」など言語・コミュニケーションや「飲む、食べる」など摂食嚥下に対してサポートします。
訪問リハビリとは利用者の「その居宅において、心身機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われるリハビリテーション」です。利用される方は機能的改善のため、生活リズムの一部として、家で安全に暮らすためなど、それぞれ目的が異なります。訪問リハビリが国から示される自立支援・重症化防止としての位置づけも理解しつつ、利用される方々の状態に合わせてバランスよくリハビリが提供できるように心がけています。
訪問リハビリ 主任 宇野 静典(作業療法士)
永年勤続を記念して賞状をいただきました!
2020年12月28日
今年の函館は雪が多くなるのでしょうか?お恥ずかしいことに、雪かきで筋肉痛になっております。新型コロナウィルスもですが、インフルエンザやノロウィルスの流行時期ですので、職員としましては緊張感を持ちながら勤務しているような状況です。
私ごとですが、このたび10年の勤続表彰をしていただきました。例年では、当院の永年勤続表彰式、及び忘年会で表彰していただくことになっているのですが、今年は残念ながら開催は中止となり、リハビリテーション棟のスタッフルームで診療部長である三浦副院長から賞状をいただきました。同期入社しました佐藤係長と2人で記念に写真を撮っていただき、ともに支え合いながら10年間働けたことを嬉しく思います。そして、リハビリテーション課をはじめ、他部署の職員のみなさんと一緒に働けることに感謝する機会となりました。
特に今年は大変な一年となりましたが、今後も患者様に安心してリハビリテーションを受けていただけますよう、そしてご提供できるよう、スタッフ一同より気を引き締めていきたいと思います。
主任 澤谷晴香(理学療法士)
西堀病院STの紹介
2020年12月22日
今回は当院のSTを簡単に紹介します!
#リハビリテーション課全体で9名所属
#函館市内に在籍するSTの約1割が西堀病院に所属
#9名中、6名が男性職員というSTでは珍しい男女比率
#経験20年目以上が3名、10年以上が2名、5年以上が3名、5年未満が1名
#院内に7名、在宅に2名が所属
#退院後の支援や予防活動に積極的
簡単に特徴をまとめましたが、特に最後の「退院後の支援や予防活動」をもっと積極的に行っていきたいと考えています。そしてその為には、より効果的な院内での支援と、院内と在宅での連携が必要となると考えています。そう考えるとST9名は決して多くはなく、同じような思いを抱いたSTをまだまだ募集したいと考えています。
経験年数や男女比率のバランスも良く、とても関係性の良い人間環境でもあります。当院STに興味のある方、医療と在宅の両方に興味のある方、ぜひ一緒に西堀病院で働きませんか?お気軽にご連絡下さいね。
(写真:4つあるST室前の廊下にて、STを代表して2名の元気な写真を撮影しました)
在宅リハビリ課長 寺田昌弘(言語聴覚士)
院内デイケアはじめました
2020年11月24日
いよいよ寒い冬が近づき、朝晩もめっきり冷え込んでまいりました。すっかり鍋料理が恋しい季節になりましたね。さて、今回は当院で新たに取り組みを始めた、『院内デイケア』に関するお知らせです。地域包括ケア病床の患者さまを対象に、リハビリテーションや食事、入浴以外の時間を活用した取り組みです。内容は、患者さま数人が集い、机上での楽しめる作業や集団体操、レクリエーション等を実施しております。患者さまにとって、廃用症候群の予防や認知機能低下の予防、楽しめる集いの場となれば良いと思い取り組んでいます。
まだ始めたばかりですが、病院という環境の中でも、患者さま同士が笑顔で触れ合い、心も体も元気になれる環境づくりを目指していきたいと思います。
係長 村山 剛志(作業療法士)
今年度、唯一の学会に向けて
2020年11月02日
今年も残すところ約2か月となりました。比較的温かい日が続いておりましたが、さすがに寒くなってきております。皆さま、衣替えや冬支度は始めていますか?
さて、少しまじめな話をさせていただきます。今年度はコロナウイルスの蔓延により、リハビリテーション業界においても学術大会や研修会など、多くのイベントが中止となりました。熊本県や大阪府で開催予定であった全国学会での発表を見据え、準備してきたスタッフもいましたが中止となってしまい、とても残念な気持ちでおります。
しかし、11月14日(土)の第73回 道南医学会大会は幸いにも開催される予定となっております。当院からは三浦副院長をはじめ10演題の発表を予定しております。研修会や学会が制限されている現在の社会情勢の中、我々、医療職は日々研鑽を重ね患者さまの回復の為に知識をアップデートしていく事が必須です。今回の発表を機に少しでもスタッフのスキルアップ、患者さまへ還元できるものを得られればと思っております。写真は発表に向けた予演会の様子です。
係長 佐藤 嶺(理学療法士)
10月29日 スキンテア研修会
2020年10月30日
寒くなり乾燥してきている時期となっていますが、みなさんお肌のお手入れはどうされていますか。
今回のブログはWOC荒本副師長によるスキンテア研修会の様子です。
私たちセラピストも普段から患者様に触れるお仕事ですので、自分のケアも大切ですが、患者様の皮膚の状態をよく知っておく必要があります。
そこで、お昼の時間を利用し皮膚・排泄ケア認定看護師の荒本さんから、セラピストへ
「皮膚の見方、触れ方」をテーマにお話をしていただきました。
普段から患者様への触れ方は注意していますが改めて専門の方に教えていただき、とても勉強になりました。
写真は実際の患者様への触れ方を指導していただいている写真と肌の水分量の計測をしている様子です。
自分たちの分野での研鑽はもちろん、いろいろな知識を吸収することの大切さを改めて感じることが出来ました。
講師の荒本さんありがとうございました。
主任 日隅(言語聴覚士)
より良い歩行訓練を目指して ~装具治療の質向上への取り組み~
2020年10月02日
2020年10月1日
9月も過ぎて空が高いと感じる季節になってきました。新型コロナウイルスの感染を予防するため、活動を制限せざるを得ない状況は、リハビリテーション課の中でも依然として継続しています。
そのような状況だからこそ、当院へ入院している患者さまのため、更なる治療の質向上を目指してブレース(Brace:装具)チームを立ち上げました。
当院に入院された患者さまの中で、「歩く練習をしたいけどまだ足が思うように動かない」、「足に力が入らない」などの状態になることもあります。そういった症状に対し、足に装具を装着し補助として使いながら、入院早期より歩く練習をするという治療を検討していくチームです。
装具はご本人用のものを購入していただき、費用の一部を負担していただかなければいけないため、安易に提案するわけにはいきません。本当に患者さまに対し必要なのか、治療効果は望めるのかを話し合っています。
今後も主治医、義肢装具適合判定医、リハビリテーション課など多職種で検討し、より治療の質が向上できるよう努力していきたいと思います。
ブレースチームのカンファレンスの様子
実際の装具(長下肢装具といいます)
主任 北 耕輔(理学療法士)