西堀病院リハビリ課のブログ 西堀病院リハビリ課のブログ

カテゴリー: リハブログ

  • いざ!全国学会での発表と運営スタッフ!怒涛の2日間!

    2023年11月02日

    新型コロナウイルスが5類となり、リハビリテーション業界における会議や研修会も少しずつ対面開催が増えてきております。そして10月28~29日に第10回 日本予防理学療法学会学術大会が函館アリーナ・市民会館にて対面にて開催されました!

    本学会のテーマは「予防理学療法学の学際性」であり、理学療法士に限らず、さまざまな職種の方が参加され発表もされるという、まさに予防を考える専門職合同の学会となりました。参加者は1000人を超え、参加者のご家族も同席でき、お子様も体験できるようなスポーツイベントや市民へ向けた朗読劇も組み込まれた非常に内容の詰まったプログラムでした。私はその中で、ポスター発表をさせていただきました。私は転倒予防に関して興味を抱いておりますが、発表者の方々はさまざまな視点から転倒予防を考えており、私自身、多くの新しい視点を知るきっかけとなりました。

    そして、もう1つの大きな役割が会場運営!当院からも多くのスタッフが学会運営に携わってくれて道南支部の理学療法士と函館市医師会・看護リハビリテーション学院の学生さんたちと共に一生懸命働きました。部署が違い、普段は一緒に働くことのないスタッフの仕事を目にすることができ、自分の業務に責任をもって取り組んでいる姿勢を見て、とても安心し、誇らしく思いました。

    学会での発表、学会への参加は私たち理学療法士の視野を広げ、モチベーションを高めるきっかけとなるとても重要なイベントです。また、自分の病院以外の理学療法士と関わることのできる機会でもあります。医療は日々進化します。学ばなければいけないではなく、学び続けることを楽しみながら高め合っていきましょう!

    在宅リハビリテーション課長 佐藤 嶺(理学療法士)

  • 『にしぼりFC』の紹介

    2023年10月13日

    比較的若いスタッフが多い当院リハビリテーション課。仕事後の運動を介しての交流は、スタッフ間の関係性を構築する上でとても貴重な時間となっています。今回紹介するのはフットサルチーム、通称『にしぼりFC』です。今年は月に2回のペースで企画し、誰でも参加できる自由な集まりの場として活動しています。参加者は1年目から25年目以上、女性スタッフや職員の子供も参加もあり、これまでに30名ほどの職員や家族が参加してくれています。普段の仕事では見られない表情が見られたり、年齢や立場に関係なく取り組めるところがスポーツの良いところですね。怪我無く、チームの団結を高めながら活動を続けていきます!チームメートがこれからも増えますように!

    院内リハビリ課長 寺田昌弘(言語聴覚士)

  • 『若手向け勉強会』開催

    2023年10月02日

     9月も終わり、8月の暑さと一変して涼しい北海道の秋に変わってきましたが、皆様は寒暖差の影響で体調崩さずお過ごしでしょうか。リハビリ業界では新型コロナウイルスが5類感染症と移行してから全国で対面での勉強会が増えてきています。当院のリハビリテーション課は若手スタッフが多く、今年の7月から定期的に理学療法士中心で若手スタッフ向けに対面での勉強会を行っていました。7月は脳画像の見方、8月は臨床推論についてのテーマで行い、今月は頸部や脊柱周囲筋の触診の仕方の勉強会を当院の在宅課長から行って頂きました。頸部や脊柱周囲にある筋肉は小さく、触診しにくい部分が多いですが、臨床上では非常に重要な筋肉が多くあります。今回は久しぶりの触診の勉強会であったため若手スタッフも多く参加され、有意義な時間が過ごせて良かったです。

     今後としても当院のリハビリテーション課はこれまでと同様にリハビリテーションを提供できるように日々研鑽を続けていきたいと思っております。

    院内リハビリテーション課 主任 小笠原 啓太(理学療法士)

  • 第1回 にしぼり在宅リハビリテーションセミナー

    2023年09月21日

     今年の記録的な猛暑も少しずつ落ち着き、秋の涼しい風が感じられるようになってきました。そう感じ始めている時間は短く、すぐに北海道の寒い日々が始まりそうですね。

     話は変わりまして、8月18日に第1回にしぼり在宅リハビリテーションセミナーを開催しました。このセミナーは西堀病院の在宅リハ部門を居宅介護支援事業者の皆さまへ向けて紹介させていただくことを目的としております。運動特化型デイサービス、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、短時間型通所介護など、さまざまな事業所の名前を耳にします。しかし、それぞれの事業所の特徴はもちろんのこと、同じカテゴリの事業所でも特徴はさまざまです。その部分をケアマネジャーの皆さまに知っていただくための情報提供をしないまま、利用者に適したサービスを選択するのはとても難しいことと思います。私たち、西堀病院の在宅リハビリテーションサービスはどんなサービスを提供しており、どんな特徴があるのかを知っていただきたく、対面・Webのハイブリッド開催にてセミナーを企画致しました。第1回セミナーでは法人外からの参加者で対面7名、Web12名の参加者に加え、法人内からも6名、Webにて約20名のスタッフが参加されました。

     第1回セミナーの内容は「通所・訪問リハビリテーション西堀の紹介」というテーマで訪問範囲や通所送迎範囲、事業所の体制やサービスの特徴等を紹介させていただきました。本セミナーは今年度全4回構成となっております。次回は10月13日(金)17:00~18:00でテーマは「生活行為向上リハビリテーションを実施した通所利用者の報告」です。参加締め切りは10月6日(金)となっておりますので、興味のある方はTEL:0138-52-3500までご連絡ください。皆さまのご参加をお待ちしております。

    在宅リハビリテーション課長 佐藤 嶺(理学療法士)

  • 腹が減っては戦は出来ぬ

    2023年09月13日

    物事に取り組むときは、まず腹ごしらえをしてエネルギーを補給するべきだという例えです。世界中に同じ意味のことわざがあり英語では「胃が足を運ぶ」というそうです。リハビリでも同様で体に栄養が足りない状態で行う運動はダイエットと同じです。せっかく体力をつけるためにリハビリしているのに、どんどん筋肉がなくなるというのは案外あり得る事なのです。つまりリハビリと栄養は切っても切り離せない間柄であり、当院においてもNST(栄養サポートチーム)、低栄養カンファレンス、リハ栄養プロジェクトチームなど様々な活動を通して連携をとっています。なかでも言語聴覚士(ST)は飲み込みのリハビリを担っているので、管理栄養士が必要な栄養素やエネルギー量を計算して提供している食事を確実に摂取できるように、食事の形態や提供の仕方など特に綿密に連携を取り合っています。

    今回は栄養士の卵である学生さん達がVF検査(嚥下造影検査)を見学に来てくれました。患者さんにバリウムを飲んで頂き、それが喉をどのように通っておなかに入っていくかがみられる検査ですが、もちろん学生さん達は聞くのも見るのも初めてで、様々な驚きや発見があったようです。短い間ですがひとつでも多くのものを感じて帰って欲しいものです。

    院内リハビリテーション課 主任 松島 環(言語聴覚士)

  • 北海道作業療法学会学術大会の伝達講習を行いました!

    2023年09月05日

    6/24.25に第53回北海道作業療法学会学術大会が開催されました。

    今年度は現地開催(恵庭市)とオンデマンド配信のハイブリッド形式で行われ、当院からはOT池畑くん・OT金田くんの2名が参加してきました。

    シンポジウムは「根拠に基づいた作業療法の再考と挑戦」となっており、様々な演題が集められておりました。

    参加した池畑くん、金田くんから参加できなかったスタッフに向けて伝達講習していただき、参加できなかったスタッフとも知識を共有しました。

    今回初めての学術大会参加となったOT池畑くんに感想をもらいました。

    【今回、初めて学術大会に参加し、普段得る事のできない知識や最新の知見などを学ぶことができました。また、他施設の作業療法士の発表を聞き、たくさんの刺激を受けました。今回の学術大会にはオンラインでの参加となりましたが、今後機会があれば現地参加し、発表者と意見交換をしたいです。今回得た知識を日々の業務に活かしていきたいと思います。参加をサポートしていただいた職場の皆さまに感謝申し上げます。】

    学術大会のみならず、より良いリハビリテーションを提供できるよう引き続き自己研鑽していきます。

  • 酷暑にも負けず訪問リハビリ営業しております。

    2023年08月24日

    全国の天気予報で今日も酷暑日と聞くだけでげんなりする毎日です。

    皆様方も体調管理にはお気をつけください。

    今回は訪問リハビリテーション西堀についてご紹介いたします。

    訪問リハビリテーション西堀は、当院内に併設しているメインオフィスと、たけだクリニック訪問リハビリテーションが『訪問リハビリテーション西堀 本通サテライト』として5月1日から運営を開始しているサテライトオフィスの2事業所からなっております。

    〇メインオフィス:理学療法士3.5名、作業療法士2名、言語聴覚士0.5名が在籍。

    〇サテライトオフィス:理学療法士1名、作業療法士5名が在籍。

    メインとサテライトの人員合計は13人となり、道南最大規模の大きな組織となりました。

    スタッフの経験年数も平均10年以上と経験豊かなスタッフが在籍しております。

    〇訪問エリア メインオフィス、サテライトオフィス共に、訪問リハビリの対象エリアは旧4町村を除く函館市内を基本としておりますが、函館市旧4町村、北斗市、七飯町、森町、砂原町でも提供実績があります。

    メインオフィスの訪問エリア範囲は半径10キロ圏内(赤〇)、サテライトオフィスは半径30㎞圏内(青〇)でとなっております。

    〇訪問リハビリの目的として、筋力向上、痛みの軽減、むくみの改善といった、◎心身機能・身体構造の改善を目的としたリハビリや、セルフケア、起居・移乗・移動・歩行など、◎日常生活関連の動作で困っている方など、自宅での生活の改善を目的として、訪問リハビリのサービスを検討される方が多いと思われますが、◎活動・参加にも目を向け、買い物や調理、趣味活動、社会参加に対するアプローチも行っております。

    〇メインオフィス、サテライトオフィス共に協力し、より良いサービスの提供を心掛けております。

    訪問リハビリテーションのご利用を検討されている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

    訪問リハビリ 主任 宇野静典(作業療法士)

    〇お問い合わせ

    訪問リハビリテーション西堀

    TEL(0138)52-3003  担当 宇野

    訪問リハビリテーション西堀 本通サテライト

    TEL(0138)86-5915  担当 大橋

  • 『時代の流れに乗りました!』

    2023年08月10日

    『男性が働く、女性が育児や家事をする』そんな時代はもう終わり。

    私も時代の流れに乗って『パパの育児休暇』を取得しました。

    育児休暇を取得するまでは手続きや業務の引き継ぎ等、面倒なのでは?と思っていましたが…手続きに関しては超簡単!正直なところ「これだけで本当にいいの?」という感じでした。

    さらに、職場の理解も良好!同僚が「育休取らないの?」と育児休暇に対して背中を押してくれている状況!育休明けも仕事復帰しやすい環境を整えてくれていました。

    育児休暇を通して「なんと恵まれた職場なのだ…」と痛感しました。

    あれよ、あれよ。という間に終わってしまう新生児期・乳児期。

    我が子の成長を肌で感じることが出来たことを嬉しく思うと同時に職場の理解に感謝した育児休暇でした。

    院内リハビリテーション課 主任 笹森公平(理学療法士)

  • PT勉強会 脳画像の見方!

    2023年08月10日

    コロナ禍により集団での勉強会が実施できていませんでしたが、感染対策も一部緩和され対面での勉強会も開催されるようになってきました。

    当院では、今年度より若手教育やリハビリスタッフの研鑽により力を入れていきたいということでPT勉強会を企画・開始しています。

    PTスタッフにアンケートを実施した所、脳画像の見方についての勉強会の希望が多かった為、今回はPT小笠原主任より、脳画像の見方についての勉強会を開催しました。内容としては、脳画像の基本的な見方や運動麻痺・高次脳機能障害の見方、実際の症例を通した脳画像の活かし方について説明していただきました。若手スタッフを中心に熱心に学ぼうとする様子が見られておりました。引き続きPT勉強会を開催し、スタッフ一同スキルアップすることで患者さまに質の高いリハビリを提供できるよう努力していきます。

    院内リハビリテーション課 主任 松本考拓(理学療法士)

  • 第46回 全国デイ・ケア研究大会2023 in 八王子へ参加

    2023年08月08日

     今年は暑さの厳しい夏となっております。函館の気温も30℃を超え、慣れない暑さに体力を奪われるスタッフも多く見られております。そんな中7月21日、22日に開催された第46回 全国デイ・ケア研究大会に参加するため、東京都八王子市へ行ってきました。全国デイ・ケア研究大会は全国の通所リハビリテーション事業所で働いている方々が、さまざまな取り組みや研究報告を行う大会であり、当事業所においても取り入れられる「何か」を探すためにしっかりと学んできました。東京は暑い!私が八王子市に到着した時点では32.5℃!できるだけ屋外を避け、室内を中心に移動することで太陽を凌ぎました。基調講演では令和6年度のトリプル改定に関する最新の情報や科学的介護の活用といったテーマの講演を聴講し、非常に参考になりました。ですが、学会の醍醐味と言えばやっぱり一般演題です。口述演題、ポスター演題を含め、さまざまな取り組みや活動成果の報告を拝聴でき、当事業所の更なる施策を検討する上で参考となりました。また、学会参加には、もう1つの目的があり、次回、第47回 全国デイ・ケア研究大会2024の開催地は北海道札幌市となります。私たちも運営サイドとして貢献するために大会の流れを学ぶことができたため、次回開催に向けて少しずつ準備を進めていきたいと思います。

     大会後は夕食を食べに行きました。学会へ協賛された飲食店が多数あり、街として学会を盛り上げていると感じました。店を出る時に突然のスコール!そんな天候の変化を全く知らなかった私は傘なんて用意しておらず、店から出る直前にオーナーが「お客さん、北海道から来てるんだもんね。よかったらコレ使ってください。」と傘をいただきました。親切なオーナーさんに感謝です。

     約3年間、新型コロナウイルス感染拡大のため、多くの事業が対面開催できず、WEBでの参加を余儀なくされてきました。WEB参加のメリットも多く、コロナが生んだ副産物とも言われておりますが、やはり対面開催では学びの質が大きく違うと実感しました。今回、出張を許可していただいた職場に感謝です。

    函館も、まだまだ暑い日が続きそうです。皆さまにおいても暑さ対策をしながら無理をせず楽しく過ごしていただければと思います。

    在宅リハビリテーション課長 佐藤 嶺(理学療法士)