カテゴリー: リハブログ
リハビリ課「第2回西堀学会」を終えて
2019年03月01日
3月となり徐々に気温が暖かくなってきております。雪も溶け始め春の匂いがし始めていますね。
さて、西堀病院リハビリテーション課の理学療法部門では昨年より年に1度『西堀学会』という学会を開催しております。当院に在籍する理学療法士は院内部門と在宅部門全体で約30名おります。定期的に研修会や勉強会を開催しておりますが、全部署の理学療法士が集まって研修会をすると、毎回がかなり大がかりなものになってしまうため、普段は各部署やチーム単位での研修会を開催しております。ですが、せっかくいろいろな部署で働く仲間がおりますので、年に1度くらいは全員を対象にした大きな勉強会を開催したいという思いがありました。それぞれが1年間を通して経験した患者様のリハビリ内容や、研究報告をすることでいろいろな分野への興味・関心を高めることを目的として、この学会を始めることになりました。
昨年よりも演題数が多く、症例報告8演題、研究報告2演題の計10演題となりました。発表は学会形式として行っております。若いスタッフの質問する練習にもなり、発表者の練習にもなるとても有意義な時間となりました。終わった後は参加したスタッフで打ち上げ!「来年は僕(私)も発表したい」という声も聞かれ、次年度の開催もとても楽しみです。一般病棟リハ係長 佐藤(理学療法士)
通所リハビリテーション西堀で「にしぼりカフェ」開催
2019年02月15日
2月2日、函館市と函館地域包括支援センター西堀・神山を中心に、函館認知症の人を支える会、スターバックスコーヒー函館蔦屋書店、西堀病院リハビリテーション課が協力し、「にしぼりカフェ」が開催されました。
にしぼりカフェは、地域の方々がいつまでも住み慣れたまちで安心して暮らせるよう「誰もが気軽に集える場」、「情報交換や相談ができる場」を目的としています。
富岡や中道、鍛冶、本通を中心に24名の方々に参加頂きました。
前半は、認知症をテーマにした講話やマシントレーニング、自宅でできる予防運動を実施し、後半は、コーヒーを飲みながら茶話会を行いました。茶話会では、健康に心掛けていることや家族のこと、日常の医療・介護の話で盛り上がり、参加された方からは「楽しかった」、「毎月やって欲しい」との声が多く聞かれました。今後も定期的な開催を検討していきたいと思いますので、その際には是非皆さまご参加ください。お待ちしております。(通所リハビリテーション西堀 作業療法士 山本)
リハ課で勉強会が開催されました
2019年02月06日
リハビリテーション課内、地域包括ケア委員会主催の勉強会が1月25日に開催されました。
内容は「院内・訪問・通所のシームレスな関わり~院内退院から訪問を経て活動が広がった症例~」で、事例検討と院内から在宅への連携についてディスカッションを行ないました。
一人の方を通して病院・在宅のスタッフがじっくり話し合う機会ができ、とても有意義な時間となりました。
改めてコミュニケーションを図ることの大切さを感じることが出来ました。
これを機に今まで以上に密なやり取りを行っていきたいと思います。文:回復期病棟リハ主任 板橋
新年あけましておめでとうございます。
2019年01月17日
皆様、正月はゆっくり過ごせましたか?私は実家の札幌に帰省し、ゆっくり過ごせましたが、あちらはとにかく雪が凄いです!何度か雪かきを手伝いましたが、日頃の運動不足を実感しました。
今年の函館は、今のところあまり雪は多くないですが、いつ昨年のようなドカ雪が降るかわかりませんので、その時に備えて運動を開始しようかと思っています。皆様も筋肉痛になる前に、軽い運動をおすすめします!!それでは、今年も宜しくお願い致します。
↓写真は、通所リハビリ内にある『西堀神社』と今年の干支『亥』のイノ子ちゃんです。
文:通所リハビリ主任 田村
法人大忘年会2018
2018年12月25日
12月15日(土)
毎年恒例大忘年会がありました。
今年は法人内で頑張った部署に受賞されるN-1大賞をリハビリテーション課が受賞いたしました。
このような場で認められると嬉しいですね。写真は余興のものになります。
リハビリテーション課からは1年目のスタッフが頑張ってダンスを披露してくれました。
ダンス経験者のスタッフ指導のもとキレッキレな素晴らしいダンスでした。
病棟の皆さんのダンスもお見事!
とても楽しい時間を過ごせました。
毎年企画運営してくださっている親睦会の皆様ありがとうございます。(文:言語聴覚士主任 日隅拓也)
雪景色
2018年12月13日
昨シーズンは記録的な大雪に見舞われた函館。「今年はなかなか降らないなー」と思っていましたが、やっぱり降りました…。
急な雪かきは、腰や肩など痛めてしまうことがあります。無理せずゆっくりと行うことが大切です。(文:リハビリテーション次長 伊丸岡)
西堀病院リハビリテーション課がこれから考えていかなければなら
2018年11月13日
10月30日(火)、北海道医療大学リハ科学部の鈴木英樹先生をお招きし、「現在の社会情勢と、これからの取り組み」というテーマでご講演頂きました。元々は9月6日に講義を開いて下さる予定だったのですが、北海道胆振東部地震の影響もあり、一度は中止という形になってしまいました。しかし、そんな中でも鈴木先生にはお忙しい中で改めて時間を作って頂いて今回講演を開催する事ができ、西堀病院のスタッフ一同本当に感謝しております。
鈴木先生は札幌市保健福祉局で勤務され、現在は北のくらしと地域ケア研究所の代表もされていたこともあり、地域の活動に深い結びつきがあります。そんな鈴木先生だからこそ感じる事ができた、先生自身が在宅部門で働いて気が付いたことや意識している事、在宅部門のスタッフが病院スタッフとの関わりをどのように感じているのかを話して頂きました。どうしても病院内のスタッフは病院内での生活に捉われる事が多くなってしまいます。その為にも、関わるそれぞれの人の「生活」に興味や関心を持つ事、その人がしっかりと元の「生活」に戻る為の道筋を立てる事、そしてその為に院内や在宅部門のスタッフが協力して関わっていく事が重要となります。特に当院は施設内に院内・通所・訪問リハビリのみならず、地域包括支援センターも併設されているため、その強みをより引き出しながら対象者の方と深くかかわっていく必要があると鈴木先生の講演を通して改めて考える事ができました。(文:作業療法士主任 水越春樹)
スポーツの秋!
2018年10月30日
日増しに寒さが身にしみるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今年の秋は天気にも恵まれ、運動するのに適した日が多かったように思います。西堀病院でもスポーツは積極的に行っていまして、いくつかチームも存在しています。今回は西堀病院のマラソン部(西掘RunningClub)と、リハビリ課の中で活動しているサッカー部(西堀FC)について紹介していきます。西堀RunningClubは渡邉先生を中心に今年結成されたチームで、メンバーには医師のほかに、看護師、ケアワーカー、リハスタッフがいます。「函館マラソン」「奥尻マラソン」「大沼ラン&ウォーク」を軸に練習や大会への参加を行っているようです。私はまだ参加できていませんでしたが、今後はユニホームも揃えてより一層活動していくようなので、次回の函館マラソン辺りから参加させていただこうかと思っています!
西堀FCはリハビリ課の中で活動しているサッカー&フットサルチームです。小学校の体育館を借りて、1か月に1回くらいのペースで練習したり、グラウンドを借りて練習試合したりしています。サッカー経験者も未経験者も一緒に汗を流しています。こちらの方には私も積極的に参加させていただいているのですが、最近参加者が減ってきています…(泣)
メンバーも西堀病院スタッフに限定しているわけではないので、一緒に体を動かしたいという方はぜひご連絡いただければと思います!私たちの仕事は、人の健康を考える仕事。
そのためには、まずは自分自身が健康でなければいけません。
よく食べよく眠りよく動き、心身ともに健康な状態で患者様、ご家族様と接していきたいと思っております!!共感いただける方は、西堀FCへ!!(笑)訪問リハビリテーション主任 森田
リハケア学会in鳥取県
2018年10月16日
夏も終わり少しずつ寒くなってきました。秋と言えば食欲の秋・スポーツの秋と言いますが、今年の秋のイベントは何か考えていましたか?日常の中で趣味や嗜好などの「楽しみ」をもって生活をしていく事が「生活の質」を高めていく事になり、リハビリとしての視点でも筋力低下の予防や認知機能低下の予防など多くのメリットが考えられます。これから寒くなる北海道ですが、是非、月に1回程度、自分にあったイベントを楽しんでいただければと思います。
話は変わりまして、今回、2018年10月3、4日に鳥取県で開催されたリハビリテーション・ケア合同研究大会に参加してきました。OT村上、PT佐藤、ST日隅、OT山本の4名が演題発表をしました。この学会はリハビリ専門職だけではなく、医師や看護師、歯科衛生士など多くの職種の方が参加しており、普段聞くことのできないような発表を聞くことができ、とても勉強になりました。また、私たちの発表に対しても様々な視点からの質問やアドバイスをいただくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
函館から鳥取県に行くには飛行機便の時刻の関係上、大会前日に鳥取県に入り、大会翌日に函館に帰る便となります。つまり、10月2日~5日までの旅となりました。空いた時間を有効に活用し、鳥取県の名産物のカニや梨、また、北海道ではあまり食べることのない猪の肉や深海魚料理を食べたり、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」や「名探偵コナン」の作者の出身地であるため、街並みに多くの妖怪たちを見ることができました。鳥取空港やコンビニ、飲食店の入り口には「リハビリテーション・ケア合同研究大会 ようこそ鳥取県へ」と県民の皆さまには私たちを歓迎して頂いたことに深く感謝しております。
これからも日々研鑽を積み重ね、自分自身のスキルアップ、知り得た情報をスタッフへ伝え、病院全体のスキルアップを図り、それが函館市民の皆さまのために役立てられるよう尽力していきたいと思います。
(文:理学療法士係長 佐藤)
もしもの備え ~見落としがちな習慣の危険~
2018年10月16日
9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震では、最も大きな揺れが起こった地域で震度7。函館では震度5弱、七飯町で震度4、北斗市で震度3を記録しました。また、地震の影響で道内最大の火力発電所である苫東厚真火力発電所が破損し、函館市内も停電や高層マンションなどでは停電に伴った断水も生じました。
今までの人生の中で停電というのは初めての経験で、信号機が使用できずに道路が渋滞していたり、ほとんどのお店が閉まっている光景、夜中には外灯が点かない真っ暗な地域などとても衝撃的でした。また、のちに「電話もつながらなくて不安になり外出した」という声を耳にしましたが、このような状況での不用意な外出は避けた方が良いそうです。
私自身日頃からの備えの大切さを感じる出来事となり、今後のために懐中電灯や飲料水、電池式や手回し充電式のラジオなど準備しようと思いました。
また私の身近に起こったことなのですが、地元である札幌東区は震度6弱を記録し、実家のタンス2棹が倒れたそうです。幸いにも両親に大きなけがはなかったのですが、倒れたタンスの中は普段使いにくい下段に物が入っておらず、使いやすい中段から上段に物をしまっていたとのことでした。土台となる下方が軽く、中~上方が重たくなると、物体はバランスが不安定になります。またタンスの固定もしていなかったことから倒れてしまったようです。
身の回りのついやってしまう習慣にも、危険は隠れているかもしれません。今できる備えをご家族やそばにいる方と話し合ってみてはいかがでしょうか。
(文:理学療法士主任 澤谷)