カテゴリー: リハブログ
『後輩たちに向けた勉強会』開催
2020年09月02日
8月も終わり寒暖が激しい日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年は新型コロナウイルスにより外出が思うように出来ない状況が続いております。リハビリテーション課としても大きな影響を受けており、研鑽という意味では全国各地の勉強会や学会は中止され、最近になりやっとオンラインでの勉強会の予定が組まれるようになりましたが、以前から比べると格段に開催される勉強会の数が減っております。そのためなかなか研鑽が出来ない日々が続いていることもあり、PT中心ですが後輩に向けた勉強会を8月31日に開催しました。久しぶりに後輩たちと臨床の話をすることが出来て有意義な時間を過ごすことができました。
現在はまだ新型コロナウイルスの収束の目途が立たない状態ですが、これまでと同様にリハビリテーションを提供できるように日々研鑽を続けていきたいと思っております。また、一日でも早く収束することを願っております。
主任 小笠原啓太(理学療法士)
リハビリテーション課セラピスト募集
2020年08月05日
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行により、我々の生活も一変してしまいました。
例年であれば、たくさんの実習生を受け入れ、これからの時期は、各養成校の就職説明会に参加していましたが、感染拡大防止の観点から、対面での就職説明会の多くは中止とのお知らせが来ています。就職活動中の学生さん達とお会いできず残念ですが、少しでも西堀病院リハビリテーション課の事を知っていただきたいと思いセラピスト募集のチラシ・フライヤーを一新しました。
少しでも多くの方にご覧いただき、興味を持っていただければ幸いです。
施設見学や対面での面接は、感染状況により困難な場合もありますが、ZOOM等を利用したオンラインでの相談会や面接も予定していますので、興味のある方は電話0138-52-1531リハビリテーション課伊丸岡(いまるおか)までお気軽にお問い合わせください!
※現在、求人用の動画も作成中です。完成しましたら改めてお知らせいたします。
(文:リハビリテーション次長 伊丸岡)
リハビリテーション課 new face2020
2020年04月27日
4月も残りわずか、五稜郭公園の桜もまもなく開花すると思いますが、今年は新型コロナウイルスの影響でお花見は中止。一日も早い終息を祈るばかりです。
そんな中、西堀病院リハビリテーション課には今年度も新たな仲間が9名加わりました。
毎年実施している法人の新入職者オリエンテーションは「3密」を避けるため、ビデオでの研修となってしまいましたが、全員修了し、少しずつ患者さまのリハビリテーションに関わらせていただいております。
新型コロナウイルスの感染拡大により、日常生活ががらりと変わってしまいましたが、これまでと同じようにリハビリテーションを提供し続けられるよう、スタッフ一丸となって頑張ります!
(文:リハビリテーション次長 伊丸岡)
人生初の胃カメラを当院で経験しました!
2020年04月08日
今日は私が経験した上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について書きたいと思います。
先日、当院の消化器内科に受診しました。すると、医師から「一度、胃カメラの検査をやってみませんか?」とのこと。人生初めての検査に不安もありましたが、翌日に検査をすることにしました。
今回は鼻からカメラを入れる経鼻内視鏡検査という方法です。検査の準備として、鼻からのどにかけて麻酔をします。
①胃の中をきれいにする飲み薬を紙コップ一杯飲みます。
味は、ほんのり甘いような苦いような感じです。
②仰向けに寝て、スプレーの様な薬を鼻にします。
薬はのどに流れてくるので飲み込みます。すると、風邪をひいてのどが腫れる時のような感覚になりました。
③麻酔のゼリーを鼻に流し込みます。
これも、のどに流れてくるので飲み込みます。杏仁豆腐のような味です。少しのどの感覚が鈍くなっているので、むせない様に気を付けなければいけません。
④胃カメラと同じ太さの柔らかいチューブを鼻に入れて、鼻の感覚を慣らします。
この時には鼻やのどの感覚はありませんでした。ちなみに、この段階で鼻の通りが悪いと、経口内視鏡(口から)に変更になるそうです…。
いよいよ胃カメラ本番です!横を向いて、口でゆっくり呼吸をします。カメラが鼻から入る時の苦痛はなく、のどを通る時に『ゴックン!』と飲むようにするとスルスル~と入っていきました。検査中はカメラがお腹の中で動いているのが分かります。私は肩の力を抜くなど、比較的リラックスするように努めたのが良かったみたいで、モニターを見ながら検査を受ける余裕がありました。そして、あっという間の4〜5分間で検査は終わったのでした。
みなさんも胃カメラは「苦しい」「つらい」イメージがあると思いますが、もし異常がある場合は早期発見が大切です。私の体験談で少しでも前向きに検査を受けていただけたらと思います。
主任 澤谷晴香(理学療法士)
3月(弥生)の訪問リハビリ
2020年03月13日
2020年3月12日
三寒四温の言葉どおり、冬が行きつ戻りつしている昨今、皆様もご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、3月は暦で弥生と呼び、「弥」はますます・いよいよ、「生」は草木が芽吹くことを意味し、弥生とは少しずつ春が近づき、冬の間縮こまっていた花や草木が一斉に成長することの言われだそうです。
また、3月は年度の最後の月で卒業や就職、転勤、進学など様々な事情で環境が変化する時期でもあります。
我々、訪問リハビリテーション西堀も年度末を向かえ、人事異動など新年度に向けて着々と準備を進めています。
今月は新型コロナウィルスの感染拡大の影響で混乱が生じ、我々医療スタッフも手探りの状態で対応に追われていますが、「やるべきことをやる」。マスク・手袋を装着し、訪問後は消毒・手洗いを徹底し対応しています。こんな時こそ、普段の暮らしを忘れず、冷静に情報を吟味し対応しようと思う所存でございます。
春寒の折、まだまだ寒さが残っております。皆様も、風邪など召されませぬようご自愛ください。
訪問リハビリテーション 主任 宇野(作業療法士)
手外科手術を見学!!
2020年03月06日
皆さんこんにちは。作業療法士(OT)の村山です。
先月、デュピュイトラン拘縮の患者さまの手術を見学させていただきました。
私自身オペ見の経験は無く不安と緊張でドキドキしながら当日を迎えました。しかしいざオペ室へ入ると、先生も看護師さんたちも快く向かい入れてくださり、リラックスした環境で見学することが出来ました。
オペ場面では、先生に多くのことを教わり、その後オペ患者さまのリハビリを実施させていただきました。やはり、実際に手の構造を見た後の介入は、解剖学的に理解度も深まりますし、患者さまへのリハプログラムの説明もスムーズでした。
当院は、回復期リハビリテーションを中心に、在宅復帰、社会復帰の支援を中心としています。しかし、今回のような手の外科治療に関わらせていただく機会もあり、多くのことを学ぶことができます。当院の三浦DRからは、術前、術後評価や、スプリント作製のオーダーもあり、ハンドセラピーに興味のあるOTも勉強できる環境にあります。
地域を見つつ、手術も学べ、ハンドセラピーも学べるのが当院の特徴です!!
係長 村山剛志(作業療法士)
「春」よ来い!
2020年02月26日
今年は前例にないほどの暖冬で、雪も少ない冬になりました。先日、気温が急上昇した休日に散歩をしていたら、道端にフクジュソウが咲いていました。「春の訪れを告げる花」とも言われているフクジュソウを、今年はいつもより早く見つけられ、とても暖かい気持ちになれた休日でした。
さて、フクジュソウの花言葉はと言えば、「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」だそうです。最近は感染に関しての報道が多く、重苦しい生活が続いていますが、身の回りにある小さな幸せに気付ける心の余裕も忘れずにいたいですね。花にとっても、私たちにとっても「春」の訪れが待ち遠しいこの頃でした。在宅リハビリ課長 寺田昌弘(言語聴覚士)
1月25日開催にしぼりカフェ スタッフインタビュー!!
2020年01月31日
今回のブログは先日開催されたにしぼりカフェに参加してくれたリハビリスタッフへのインタビューです。
今回のにしぼりカフェは「感染予防について」感染管理認定看護師の上野さんに講話を行っていただきました。講演の中ではきちんと手洗いが出来ているのかチェックも行われ、参加した方も盛り上がっていました。
今回お手伝いで参加してくれたスタッフからは、
「入院患者さま以外とお話をする機会が少なく、元気に地域で暮らしている方から普段の生活の様子を聞くことが出来、にしぼりカフェ参加は良い経験になった。」「参加された方の反応もよく、準備は大変でしたが参加して良かった。」と感想をもらいました。
お手伝いで参加したスタッフも地域の皆さまからいい刺激を頂けたようです。
また別のスタッフからは、
「顔見知りの方も多く、お互いに情報交換の場にもなっていて、講演、運動をする以外にも交流の場となっており、どんどん活用してもらいたいと思った。」という意見も頂きました。スタッフも指導の間に運動してリフレッシュしています。
周辺地域のみなさま、自分の健康の為、また交流の場として、ぜひ、にしぼりカフェに参加してみて下さい!!
主任 日隅(言語聴覚士)
西堀病院退院後のリハビリテーションのご紹介!
2020年01月29日
函館市は比較的暖かく、雪も少ない日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、現在当院で進めている回復期病棟退院後のリハビリテーションをご紹介します。その名も『退院支援セラピスト!』
この取り組みは、回復期病棟入院中に担当していたセラピストが、ご自宅に退院した後も継続して生活のアドバイスや身体のケアをさせていただくといった内容になっています。
元々、当院訪問リハビリテーション事業所に所属するセラピストが訪問リハビリとして関わらせていただいていましたが、「入院中にリハビリしてくれていた人が来てくれたら…」という患者さまの声もあり、2018年度から徐々に取り組んでいました。業務の都合もあり、病院からの距離や期間を定めての取り組みではありますが「退院してからの不安が和らぐ!」「同じ人が来てくれると安心する!」といった嬉しい声も聞かれており、地域に根差したリハビリテーション課としての役割を果たすためにも、益々力を入れていきたい取り組みの一つです。
医療(病院)と介護(在宅)の連携を重視している西堀病院、今後もよろしくお願い致します!取り組みの様子
主任 森田(理学療法士)
2020年もよろしくお願い致します
2020年01月24日
明けましておめでとうございます。本年も西堀病院リハビリテーション課をよろしくお願い致します。今年は『オリンピック・イヤー』ということで、開催地が東京であり日本全体が注目されています。実際に競技が始まるころには、日本中が活気に溢れることが予想されます。このオリンピックで多くの外国人が日本を訪れることで、経済効果や新しい技術等、多くの分野で発展していくことも考えられます。私たち西堀病院リハビリテーション課も更なる質・技術の向上を目的に研鑽を積み重ねていきたいと思っています。今年度は『ゲイト・イノベーション』という調整機能と足関節継ぎ手を兼ね備えた長下肢装具と、足だけではなく、手でも漕ぐことのできる『エアロバイク』を購入し、患者様へのリハビリテーションプログラムの幅を増やしております。これからのリハビリテーションは徒手(手によるマッサージ等)のみではなく、ロボットテクノロジーを用いたハイブリッド型のリハビリテーションが推奨されていきます。時代の流れに遅れをとらないよう、むしろ、先進的に新しいことに取り組めるよう、最新の情報を収集し、臨床場面において患者さま、利用者さまに還元していきたいという気持ちで今年もチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
係長 佐藤 嶺(理学療法士)