西堀病院リハビリ課のブログ 西堀病院リハビリ課のブログ

カテゴリー: リハブログ

  • 「第2回にしぼり在宅リハビリテーションセミナー」開催しました

    2023年11月06日

     季節も夏から秋、そして冬を迎えようとしております。夕方、暗くなる時間も早くなり、寒い季節の訪れに、少し寂しさを感じております。

     今回は、10月13日に開催した第2回にしぼり在宅リハビリテーションセミナーについて紹介致します。本セミナーは西堀病院の在宅リハ部門を居宅介護支援事業者の皆さまへ向けて紹介させていただくことを目的としております。対面・Webのハイブリッド開催にてセミナーを企画し、法人外からの参加者は対面5名、Web16名。また法人内からも約20の参加がありました。

     第2回セミナーの内容は「生活行為向上リハビリテーションを実施した通所利用者の報告」というテーマで作業療法士の工藤貢が通所リハビリで行った生活行為向上リハビリについて在宅での屋外活動についてお話させて頂きました。

    本セミナーは今年度全4回構成となっております。

    次回は12月15日(金)17:00~18:00でテーマは「通所・訪問の装具について」です。参加締め切りは12月8日(金)となっておりますので、興味のある方はTEL:0138-52-3500までご連絡ください。皆さまのご参加をお待ちしております。

    訪問リハビリ 主任 宇野静典(作業療法士)

  • 利用者さまと共に学生へ授業を!

    2023年11月02日

     少しずつ寒さが増してきておりますが、まだまだ日中は暖かい日が続いております。寒暖差が激しいですが、皆さまにおかれましては体調を崩されないようお気を付けください。

     さて、在宅リハビリテーション部門では、またまた新たな取り組みを実施いたしました。通所リハの利用者さまと担当理学療法士が一緒に市立函館看護専門学校の看護学生さんへ授業をさせていただきました。授業科目は「在宅看護論」という科目で、実際に要介護認定を受けた利用者さまの在宅生活の情報を聴取し、看護師の視点でどのように支援していけるかを考える、という内容です。担当理学療法士と利用者さまが発症から入院生活、退院、在宅生活に関する状況を時系列に沿って質問し返答していただくトークスタイルで進め、学生さんたちは自分たちが重要な情報だと思う部分をまとめます。その後、グループディスカッションで更に聴取したいことを質問し、利用者さまに答えていただきました。発症してから退院後の在宅生活までを時系列に沿って当事者から、身体の変化、心境の変化を直接聞けるというのは実際に働いてからもなかなか無い機会だと感じました。最後に在宅生活を支援する多職種の中で理学療法士がどのように利用者さまの生活を考え、リハビリを提供していくのかという事と実際のリハビリ場面を動画で紹介し授業を終えました。授業を終え学生さん達は、利用者さまが学校を出られるまで見送り、大きな声でお礼をされていました。利用者さまもとても嬉しそうにされており、これも1つの社会復帰、役割の創出につながる取り組みになると感じました。ご協力いただいた利用者さまには本当に感謝いたします。在宅リハビリテーション部門では、これからも利用者さまのためにできることを考え実践してまいります。また新しい取り組みがありましたらご紹介いたしますのでお楽しみにしてください。

    在宅リハビリテーション課長 佐藤 嶺(理学療法士)

  • いざ!全国学会での発表と運営スタッフ!怒涛の2日間!

    2023年11月02日

    新型コロナウイルスが5類となり、リハビリテーション業界における会議や研修会も少しずつ対面開催が増えてきております。そして10月28~29日に第10回 日本予防理学療法学会学術大会が函館アリーナ・市民会館にて対面にて開催されました!

    本学会のテーマは「予防理学療法学の学際性」であり、理学療法士に限らず、さまざまな職種の方が参加され発表もされるという、まさに予防を考える専門職合同の学会となりました。参加者は1000人を超え、参加者のご家族も同席でき、お子様も体験できるようなスポーツイベントや市民へ向けた朗読劇も組み込まれた非常に内容の詰まったプログラムでした。私はその中で、ポスター発表をさせていただきました。私は転倒予防に関して興味を抱いておりますが、発表者の方々はさまざまな視点から転倒予防を考えており、私自身、多くの新しい視点を知るきっかけとなりました。

    そして、もう1つの大きな役割が会場運営!当院からも多くのスタッフが学会運営に携わってくれて道南支部の理学療法士と函館市医師会・看護リハビリテーション学院の学生さんたちと共に一生懸命働きました。部署が違い、普段は一緒に働くことのないスタッフの仕事を目にすることができ、自分の業務に責任をもって取り組んでいる姿勢を見て、とても安心し、誇らしく思いました。

    学会での発表、学会への参加は私たち理学療法士の視野を広げ、モチベーションを高めるきっかけとなるとても重要なイベントです。また、自分の病院以外の理学療法士と関わることのできる機会でもあります。医療は日々進化します。学ばなければいけないではなく、学び続けることを楽しみながら高め合っていきましょう!

    在宅リハビリテーション課長 佐藤 嶺(理学療法士)

  • 『にしぼりFC』の紹介

    2023年10月13日

    比較的若いスタッフが多い当院リハビリテーション課。仕事後の運動を介しての交流は、スタッフ間の関係性を構築する上でとても貴重な時間となっています。今回紹介するのはフットサルチーム、通称『にしぼりFC』です。今年は月に2回のペースで企画し、誰でも参加できる自由な集まりの場として活動しています。参加者は1年目から25年目以上、女性スタッフや職員の子供も参加もあり、これまでに30名ほどの職員や家族が参加してくれています。普段の仕事では見られない表情が見られたり、年齢や立場に関係なく取り組めるところがスポーツの良いところですね。怪我無く、チームの団結を高めながら活動を続けていきます!チームメートがこれからも増えますように!

    院内リハビリ課長 寺田昌弘(言語聴覚士)

  • 『若手向け勉強会』開催

    2023年10月02日

     9月も終わり、8月の暑さと一変して涼しい北海道の秋に変わってきましたが、皆様は寒暖差の影響で体調崩さずお過ごしでしょうか。リハビリ業界では新型コロナウイルスが5類感染症と移行してから全国で対面での勉強会が増えてきています。当院のリハビリテーション課は若手スタッフが多く、今年の7月から定期的に理学療法士中心で若手スタッフ向けに対面での勉強会を行っていました。7月は脳画像の見方、8月は臨床推論についてのテーマで行い、今月は頸部や脊柱周囲筋の触診の仕方の勉強会を当院の在宅課長から行って頂きました。頸部や脊柱周囲にある筋肉は小さく、触診しにくい部分が多いですが、臨床上では非常に重要な筋肉が多くあります。今回は久しぶりの触診の勉強会であったため若手スタッフも多く参加され、有意義な時間が過ごせて良かったです。

     今後としても当院のリハビリテーション課はこれまでと同様にリハビリテーションを提供できるように日々研鑽を続けていきたいと思っております。

    院内リハビリテーション課 主任 小笠原 啓太(理学療法士)

  • 第1回 にしぼり在宅リハビリテーションセミナー

    2023年09月21日

     今年の記録的な猛暑も少しずつ落ち着き、秋の涼しい風が感じられるようになってきました。そう感じ始めている時間は短く、すぐに北海道の寒い日々が始まりそうですね。

     話は変わりまして、8月18日に第1回にしぼり在宅リハビリテーションセミナーを開催しました。このセミナーは西堀病院の在宅リハ部門を居宅介護支援事業者の皆さまへ向けて紹介させていただくことを目的としております。運動特化型デイサービス、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、短時間型通所介護など、さまざまな事業所の名前を耳にします。しかし、それぞれの事業所の特徴はもちろんのこと、同じカテゴリの事業所でも特徴はさまざまです。その部分をケアマネジャーの皆さまに知っていただくための情報提供をしないまま、利用者に適したサービスを選択するのはとても難しいことと思います。私たち、西堀病院の在宅リハビリテーションサービスはどんなサービスを提供しており、どんな特徴があるのかを知っていただきたく、対面・Webのハイブリッド開催にてセミナーを企画致しました。第1回セミナーでは法人外からの参加者で対面7名、Web12名の参加者に加え、法人内からも6名、Webにて約20名のスタッフが参加されました。

     第1回セミナーの内容は「通所・訪問リハビリテーション西堀の紹介」というテーマで訪問範囲や通所送迎範囲、事業所の体制やサービスの特徴等を紹介させていただきました。本セミナーは今年度全4回構成となっております。次回は10月13日(金)17:00~18:00でテーマは「生活行為向上リハビリテーションを実施した通所利用者の報告」です。参加締め切りは10月6日(金)となっておりますので、興味のある方はTEL:0138-52-3500までご連絡ください。皆さまのご参加をお待ちしております。

    在宅リハビリテーション課長 佐藤 嶺(理学療法士)

  • 腹が減っては戦は出来ぬ

    2023年09月13日

    物事に取り組むときは、まず腹ごしらえをしてエネルギーを補給するべきだという例えです。世界中に同じ意味のことわざがあり英語では「胃が足を運ぶ」というそうです。リハビリでも同様で体に栄養が足りない状態で行う運動はダイエットと同じです。せっかく体力をつけるためにリハビリしているのに、どんどん筋肉がなくなるというのは案外あり得る事なのです。つまりリハビリと栄養は切っても切り離せない間柄であり、当院においてもNST(栄養サポートチーム)、低栄養カンファレンス、リハ栄養プロジェクトチームなど様々な活動を通して連携をとっています。なかでも言語聴覚士(ST)は飲み込みのリハビリを担っているので、管理栄養士が必要な栄養素やエネルギー量を計算して提供している食事を確実に摂取できるように、食事の形態や提供の仕方など特に綿密に連携を取り合っています。

    今回は栄養士の卵である学生さん達がVF検査(嚥下造影検査)を見学に来てくれました。患者さんにバリウムを飲んで頂き、それが喉をどのように通っておなかに入っていくかがみられる検査ですが、もちろん学生さん達は聞くのも見るのも初めてで、様々な驚きや発見があったようです。短い間ですがひとつでも多くのものを感じて帰って欲しいものです。

    院内リハビリテーション課 主任 松島 環(言語聴覚士)

  • 北海道作業療法学会学術大会の伝達講習を行いました!

    2023年09月05日

    6/24.25に第53回北海道作業療法学会学術大会が開催されました。

    今年度は現地開催(恵庭市)とオンデマンド配信のハイブリッド形式で行われ、当院からはOT池畑くん・OT金田くんの2名が参加してきました。

    シンポジウムは「根拠に基づいた作業療法の再考と挑戦」となっており、様々な演題が集められておりました。

    参加した池畑くん、金田くんから参加できなかったスタッフに向けて伝達講習していただき、参加できなかったスタッフとも知識を共有しました。

    今回初めての学術大会参加となったOT池畑くんに感想をもらいました。

    【今回、初めて学術大会に参加し、普段得る事のできない知識や最新の知見などを学ぶことができました。また、他施設の作業療法士の発表を聞き、たくさんの刺激を受けました。今回の学術大会にはオンラインでの参加となりましたが、今後機会があれば現地参加し、発表者と意見交換をしたいです。今回得た知識を日々の業務に活かしていきたいと思います。参加をサポートしていただいた職場の皆さまに感謝申し上げます。】

    学術大会のみならず、より良いリハビリテーションを提供できるよう引き続き自己研鑽していきます。

  • 酷暑にも負けず訪問リハビリ営業しております。

    2023年08月24日

    全国の天気予報で今日も酷暑日と聞くだけでげんなりする毎日です。

    皆様方も体調管理にはお気をつけください。

    今回は訪問リハビリテーション西堀についてご紹介いたします。

    訪問リハビリテーション西堀は、当院内に併設しているメインオフィスと、たけだクリニック訪問リハビリテーションが『訪問リハビリテーション西堀 本通サテライト』として5月1日から運営を開始しているサテライトオフィスの2事業所からなっております。

    〇メインオフィス:理学療法士3.5名、作業療法士2名、言語聴覚士0.5名が在籍。

    〇サテライトオフィス:理学療法士1名、作業療法士5名が在籍。

    メインとサテライトの人員合計は13人となり、道南最大規模の大きな組織となりました。

    スタッフの経験年数も平均10年以上と経験豊かなスタッフが在籍しております。

    〇訪問エリア メインオフィス、サテライトオフィス共に、訪問リハビリの対象エリアは旧4町村を除く函館市内を基本としておりますが、函館市旧4町村、北斗市、七飯町、森町、砂原町でも提供実績があります。

    メインオフィスの訪問エリア範囲は半径10キロ圏内(赤〇)、サテライトオフィスは半径30㎞圏内(青〇)でとなっております。

    〇訪問リハビリの目的として、筋力向上、痛みの軽減、むくみの改善といった、◎心身機能・身体構造の改善を目的としたリハビリや、セルフケア、起居・移乗・移動・歩行など、◎日常生活関連の動作で困っている方など、自宅での生活の改善を目的として、訪問リハビリのサービスを検討される方が多いと思われますが、◎活動・参加にも目を向け、買い物や調理、趣味活動、社会参加に対するアプローチも行っております。

    〇メインオフィス、サテライトオフィス共に協力し、より良いサービスの提供を心掛けております。

    訪問リハビリテーションのご利用を検討されている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

    訪問リハビリ 主任 宇野静典(作業療法士)

    〇お問い合わせ

    訪問リハビリテーション西堀

    TEL(0138)52-3003  担当 宇野

    訪問リハビリテーション西堀 本通サテライト

    TEL(0138)86-5915  担当 大橋

  • 『時代の流れに乗りました!』

    2023年08月10日

    『男性が働く、女性が育児や家事をする』そんな時代はもう終わり。

    私も時代の流れに乗って『パパの育児休暇』を取得しました。

    育児休暇を取得するまでは手続きや業務の引き継ぎ等、面倒なのでは?と思っていましたが…手続きに関しては超簡単!正直なところ「これだけで本当にいいの?」という感じでした。

    さらに、職場の理解も良好!同僚が「育休取らないの?」と育児休暇に対して背中を押してくれている状況!育休明けも仕事復帰しやすい環境を整えてくれていました。

    育児休暇を通して「なんと恵まれた職場なのだ…」と痛感しました。

    あれよ、あれよ。という間に終わってしまう新生児期・乳児期。

    我が子の成長を肌で感じることが出来たことを嬉しく思うと同時に職場の理解に感謝した育児休暇でした。

    院内リハビリテーション課 主任 笹森公平(理学療法士)