カテゴリー: リハブログ
排泄に対する回復期リハ病院の取り組み
2024年05月22日
ここ道南には「道南回復期リハビリテーション病棟連絡協議会」という会があります。この協議会は回復期リハビリテーション病棟を有する道南の病院8施設からなり、回復期リハに携わる医療従事者の知識・技術の向上や地域における急性期病院や慢性期病院、介護施設、在宅分野との連携体制の強化を行うことを目的としています。
今年度第1回目となる研修会が、5月17日(金)亀田交流プラザにおいて「排泄」をテーマに開催されました。西堀病院からも作業療法士の村山が『当院における排泄自立に向けた取り組み』を発表させていただきました。
当院を含め4施設からの発表でしたが、各病院、様々な工夫や連携を図りながら患者さまの排泄動作改善に向け取り組んでおり、他施設からの報告は大変参考になる内容でした。
これからも道南地域の回復期リハビリテーションの質向上を図るべく、他施設と切磋琢磨しながら、研鑽に励んでいきたいと思います。
リハビリ次長 伊丸岡(作業療法士)
新年度、新たに入職
2024年04月15日
本格的に暖かくなり多くの地位で桜が見ごろになる4月は、入学や就職を伴う新生活の始まりの月でもあります。西堀病院のリハビリテーション課にも4月から新たに理学療法士3名、作業療法士3名、言語聴覚士1名の合計7名が入職しました。
(新入職員です。1名欠席。)
入職して1週間程度。表情も硬く緊張感が伝わってきます。
時折見せる笑顔が素敵ですね。
新入生の皆様、私たちと共に新しい挑戦に向かって進んでいきましょう。
リハブログをご覧の皆様
西堀病院は「癒す人と癒される人の和」という理念のもと、日々前進しております。リハビリスタッフ一人一人が持つ独自の才能や経験、そして情熱をチームに集結し、新たな活力として未来へ進み、より良いリハビリテーションが提供できるよう精進して参ります。
今後とも 西堀病院リハビリテーション課 を何卒宜しくお願い致します。
訪問リハビリ 主任 宇野静典(作業療法士)
北海道言語聴覚士会 道南支部研修会に参加しました。
2024年03月25日
令和6年3月15日に開催されました「北海道言語聴覚士会 道南支部研修会」にて当院リハビリテーション課の一町田実久が発表を行いました。最初はとても緊張している様子でしたが、すぐに落ち着き自身の意見をしっかりと伝えることができていました。今回の研修会は、症例検討会ということで普段行っている評価やリハビリの内容を同じく道南で活躍している先生方に聞いて頂き、アドバイスや意見交換を行うものです。当日は3名の先生から発表があり、普段関わることが少ない症状の患者様や新しい視点での評価、訓練といった内容を学ぶことができました。発表した一町田さんだけでなく私自身も学びの多い研修会となりました。
下の写真は発表の様子と発表者3名の写真です。若手からベテランまで幅広い参加者がおり、久しぶりに再会する先生も居てとても嬉しかったです。感染予防をした上ではありますが、対面形式での研修会はとても有意義であると改めて感じました。
リハビリテーション課主任 間山裕人(言語聴覚士)
節分の日
2024年02月16日
皆さんは恵方巻を食べ、家で豆まきをされましたか?豆まきとは季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を『鬼』に見立て、それを追い払う儀式のことを言うそうです。
そこで先日、西堀病院のリハビリテーション室でも患者さまと豆まきを行いました!季節行事において、リハビリテーション課作業療法の『集団リハ係』が中心となり、患者さまへ提供するレクリエーションなどを企画・運営しております。リハビリテーション室の壁に季節毎の作品を飾ることで、少しでも季節感を味わって頂ければと思い取り組んでいます。スタッフと一緒に豆に見立てたお手玉を壁の『鬼』に投げようと一生懸命取り組んでいる姿が印象的で、行ったスタッフからも「一緒に笑顔で行えて良かったです」との声が聞かれていました。他にも当院では院内デイケアも積極的に取り組んでおり、患者様と一緒に様々な作業活動を行っております。院内デイケアやリハ課のレクリエーションを楽しみにされている患者さまも多く、集団リハ係のOT池畑くんから「作業療法では日常生活を出来るようにするためのリハビリも行いますが、入院中に少しでも『楽しい』、『面白い』等の感情を引き出し、笑顔が増えるようなリハビリでありたいと思います。」とコメントを頂きました。
次の季節は春。春と言えば桜ですね!お楽しみに!!
主任 小笠原 由樹(作業療法士)
院内デイケア作品集
2024年02月02日
当院では、入院されている患者さまへリハビリテーション以外の時間もなるべくベッドから離れ、少しでも楽しい活動をしていただきたいという思いから、院内デイケアを実施しています。
そこで今回は院内デイケアにて患者さまと一緒に作成した作品の紹介です。今年度は季節に合わせたちぎり絵や折り紙を使った貼り絵などを作成しました。参加者の身体機能に合わせ、ちぎる係、貼る係、指示係、見て楽しむ係に分かれ作業しました。これを楽しみに来てくださる患者さまも多く、とても有意義な活動になっています。来年度も新しい作品をどんどん作っていきたいと思います。
係長 村山 剛志(作業療法士)
永年勤続の表彰をいただきました!
2023年12月26日
当法人では、毎年、永年勤続の職員に対して表彰が行われています。勤続10年、20年、30年、40年という節目を迎えた職員が表彰されるのですが、令和5年度は、リハビリテーション課から私を含めた7名が勤続10年で表彰されました。
表彰式当日は、勤務の都合で3名の出席でしたが、理事長より賞状をいただき、入職してからの10年間を振り返るとともに「これからも頑張ろう」と身の引き締まる思いでした。
リハ課の7名は全員勤続10年の表彰でしたが、同じく表彰された看護師さんはなんと勤続40年!!私も負けないよう、これからも法人の力となり、地域に貢献できるよう精進していきます。
リハビリテーション次長 伊丸岡(作業療法士)
未来づくりマルシェに参加してきました
2023年12月11日
11月18・19日に蔦屋書店で行われた「未来づくりマルシェ」に、リハビリテーション課から数名、スタッフとして参加してきました。
「福祉介護と未来を繋ぐ、未来づくりマルシェ」をテーマに、私たちはそれぞれ理学・作業・言語聴覚ブースに分かれ、参加された皆さんの体験をお手伝いしたり、それぞれの仕事について案内したりしました。
小さなお子様から大人の方まで多くの方に体験してもらい、とても有意義な時間となりました。「将来リハビリの仕事に就きたい」と声をかけてくださった方もいて、未来の仲間かもしれないな~と嬉しい気持ちになりました!また、当日は函館市内にある複数のリハビリ施設からスタッフが集まり運営していたため、コロナ禍でなかなか会えなかった仲間の皆さんとの交流も、とても楽しかったです。
参加した西堀スタッフからは「リハビリの仕事について多くの人に知ってもらえた」「作業療法というリハビリの内容や、作業療法士の良さを伝えられてよかった」という声が聞かれました。
2日目に一緒に働いたスタッフも楽しそうに参加されていました!
お疲れさまでした。
東 華奈(言語聴覚士)
一般市民向けの職業体験イベントに参加しました。
2023年12月05日
12月になり本格的な函館の冬がやってきまして、インフルエンザが流行っている状態ですが皆様は体調崩さずお過ごしでしょうか。リハビリ業界では新型コロナウイルスが5類感染症と移行してから全国で対面でのイベントが増えており、11/18(土)、19(日)の2日間で函館市の蔦屋書店で一般市民向けの職業体験イベント『未来づくりマルシェ』が行われました。当院からは理学療法4名、作業療法士2名、言語聴覚士1名、計7名のセラピストがスタッフとして参加。理学療法士の体験は、「血圧測定」や「関節可動域測定」、「片麻痺体験キット」を用いての立ち上がりテストでした。高齢者や子供たちも普段経験できない事を体験し、多くの一般市民に理学療法の啓蒙できたと思います。
新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの体験イベントとなりましたが、来年も開催された際には皆様も参加してみてはいかがでしょうか。
主任 小笠原 啓太(理学療法士)
町内会デビューしました!
2023年11月17日
西堀病院リハビリテーション課は、地域の方々が住み慣れた場所で末永く生活ができるよう、地域リハビリテーション活動支援事業に力を入れています。
若いスタッフにとっては、町内会へお邪魔し、お話しをさせていただく事がステップアップの一つとなっています。
今回は、先日町内会デビューを果たした作業療法士の池畑くんにインタビューしましたのでご紹介します。
・なぜ今回講師として地域に出ようと思ったのですか?
「新人の時からアシスタントとして何度か事業に参加していたので、いつか自分も講師として地域の方々に何か伝えられたらいいなと思っていました。」
・事前の準備などで大変なことはありましたか?
「地域の皆さんに、どのような伝え方をするとわかりやすいのか、印象に残りやすいのか、また、楽しみながら参加できるのかを考えていましたが、今回の講師をさせていただいて、改めて人へ伝える事の大変さを知りました。」
・初めて地域の方の前でお話しさせていただいた感想は?
「参加してくださった地域の方々が積極的に発言してくださったので、とても話しやすい雰囲気で助かりました。内心、結構緊張していたのですが皆さんの表情を見ていたら落ち着くことが出来ました。ありがとうございました。今回は7年目の先輩OTにアシスタントとしてサポートしていただけたので心強かったです!」
・これからデビューするスタッフへ一言お願いします。
「何事も1歩目の勇気は必要だと思いますが、地域の方々と顔を合わせることができる貴重な場だと思うので、是非挑戦していただけたらなと思います!」
池畑くん、ありがとうございました!
西堀病院のリハビリスタッフには、入院患者さまへのリハビリの提供だけでなく、たくさん地域に出て、地域の方々と信頼関係を築き、皆さんの健康に少しでも寄与できるよう、これからも頑張ります。
リハビリテーション次長 伊丸岡(作業療法士)
学術集会に参加してきました!
2023年11月14日
11月4・5日に北海道自治労会館で行われた、「第26回 日本全体構造臨床言語学会 学術集会」に現地参加してきました。
数年ぶりの現地開催はライブ配信もあるハイブリット開催となったのですが、開催地が北海道ということで、北海道在住の会員の先生方と約1年前から運営準備をし、今回は実行委員として司会も務めさせていただきました。
会員としての治療経験も、実行委員としての経験も浅いままの参加でしたが、優しい先輩方にご指導頂き、とても充実した二日間となりました。
とくに、自分が経験したことのない吃音臨床のシンポジウムや、小児・失語症例の発表などは新しい気づきや視点が多く見つかり、特別講演ではこれまで以上に学びを深めることができました。
また、現地参加された道内外の先生方とも直接お話させていただき、言語聴覚士としての熱い思いを語り合い、今後の臨床がもっと楽しみなりました!
二日間で学んだ知識や実行委員としての経験を、日々の臨床や地域に貢献していきたいなと思いました。
言語聴覚士 東華奈