カテゴリー: リハブログ
西堀病院退院後のリハビリテーションのご紹介!
2020年01月29日
函館市は比較的暖かく、雪も少ない日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、現在当院で進めている回復期病棟退院後のリハビリテーションをご紹介します。その名も『退院支援セラピスト!』
この取り組みは、回復期病棟入院中に担当していたセラピストが、ご自宅に退院した後も継続して生活のアドバイスや身体のケアをさせていただくといった内容になっています。
元々、当院訪問リハビリテーション事業所に所属するセラピストが訪問リハビリとして関わらせていただいていましたが、「入院中にリハビリしてくれていた人が来てくれたら…」という患者さまの声もあり、2018年度から徐々に取り組んでいました。業務の都合もあり、病院からの距離や期間を定めての取り組みではありますが「退院してからの不安が和らぐ!」「同じ人が来てくれると安心する!」といった嬉しい声も聞かれており、地域に根差したリハビリテーション課としての役割を果たすためにも、益々力を入れていきたい取り組みの一つです。
医療(病院)と介護(在宅)の連携を重視している西堀病院、今後もよろしくお願い致します!取り組みの様子
主任 森田(理学療法士)
2020年もよろしくお願い致します
2020年01月24日
明けましておめでとうございます。本年も西堀病院リハビリテーション課をよろしくお願い致します。今年は『オリンピック・イヤー』ということで、開催地が東京であり日本全体が注目されています。実際に競技が始まるころには、日本中が活気に溢れることが予想されます。このオリンピックで多くの外国人が日本を訪れることで、経済効果や新しい技術等、多くの分野で発展していくことも考えられます。私たち西堀病院リハビリテーション課も更なる質・技術の向上を目的に研鑽を積み重ねていきたいと思っています。今年度は『ゲイト・イノベーション』という調整機能と足関節継ぎ手を兼ね備えた長下肢装具と、足だけではなく、手でも漕ぐことのできる『エアロバイク』を購入し、患者様へのリハビリテーションプログラムの幅を増やしております。これからのリハビリテーションは徒手(手によるマッサージ等)のみではなく、ロボットテクノロジーを用いたハイブリッド型のリハビリテーションが推奨されていきます。時代の流れに遅れをとらないよう、むしろ、先進的に新しいことに取り組めるよう、最新の情報を収集し、臨床場面において患者さま、利用者さまに還元していきたいという気持ちで今年もチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
係長 佐藤 嶺(理学療法士)
大忘年会!!
2019年12月24日
12月14日(土)に毎年恒例の大忘年会がありました。
今年は例年と比べると出席する人数が多く、大変大盛り上がりでした。
写真は毎年行われる余興のものです。
リハビリテーション課からは1年目のスタッフがダンスを披露してくれていました。
診療部長の三浦副院長も病棟の皆さんも栄養課の課長も素晴らしかったです!!
とても楽しい一日を過ごせました。忘年会が終わり、あと数日で今年一年が終わります。年末にリハビリテーション課では大掃除が予定されています。皆さんも大掃除を行い、年末年始忙しい方もいると思いますが、来年も良い年になると良いですね。
主任 小笠原 啓太(理学療法士)
厚生労働省指定臨床実習指導者講習会に参加しました。
2019年12月23日
2019年12月21日、22日の2日間にわたって函館中央病院にて臨床実習指導者講習会が開催され、訪問リハ宇野主任と伊丸岡がファシリテーターとして、小山OTと小笠原OTが受講者として参加しました。
2020年4月以降のリハビリ養成校入学生に対しては、臨床実習指導者の要件が変更となり、その要件の一つが、今回開催された講習会の修了です。
今回の講習会には、函館市内で働いてる作業療法士のみならず、全道各地からおよそ100名の作業療法士が参加。2日間、朝から夜まで「指導方法論」や「管理・運営」、「学生評価」、「多職種連携」など、実習指導する上で必要な知識・心構えを学びました。
今回の講習会を終え、当院リハビリテーション課で実習指導者の要件満たす作業療法士は6名となり、今年度中には更に2名増える予定です。
学生の皆さん、安心して当院に実習に来てくださいね!リハビリテーション次長 伊丸岡(作業療法士)
HALの研修会を行いました
2019年12月06日
今年も残すところ約1か月となりました。令和最初の元旦を迎え、皆様はどのような予定を立てていますか?
今回は、ロボットスーツの代名詞的存在となっているCYBERDYNE株式会社のHALに関する研修会を当院で開催して頂きましたので、内容をご紹介させて頂きたいと思います。
このロボットスーツHALは、CYBERDYNE株式会社によれば、身体機能を改善・補助・拡張・再生することができると言われています。
仕組みは、装着者が「こう動きたい」という意思を脳が送り出す信号から読み取り、それに合わせてパワーユニットをコントロールすることで、動作を補助する装着型ロボットです。例えば、「歩きたい」と考えた時、脳は歩くための筋肉に司令を出し、信号が送り出されます。これが生体電位信号です。この生体電位信号を読み取り、歩く動作に合わせてパワーユニットが働き、各関節に装備されたモーターや制御機器が作動して動作を補助します。
種類は、①下肢タイプ、②単関節タイプ、③腰タイプがあります。*下肢タイプ
*単関節タイプ
*腰タイプ
リハビリテーション場面では、動作時に脳は実際に動作がどういう信号でどのように動作したかの確認を行うことで、脳に正のフィードバックを行い学習することができます。また、動作がスムーズに出来ることにより、運動量が大幅にアップし、生活改善にも繋がります。
このHALは、2016年1月より、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、シャルコー・マリー・トゥース病、封入体筋炎、遠位型ミオパチー、筋ジストロフィー、先天性ミオパチーの8疾患が保険適応となっています。
また病院や介護施設で、職員の身体の負担を低減するため、介護者向けの機器もあります。
今回の研修会では、リハビリスタッフが約20名参加し、それぞれの機器を装着し体験しました。AIなど、ロボット機器の参入の時代の中で、最新のロボットに触れることができ有意義な時間を過ごすことができました。
通所リハビリテーション西堀主任 山本(作業療法士)
新しい機械を購入しました。
2019年11月26日
嚥下訓練で使用する機械を購入しました。
実際にスタッフも体験してみました。
感想は…
「少し飲みやすくなった様に感じた」
「喉が上がりやすくなった気がする」
これからリハビリでもたくさん使用していきたいと思います。院内リハビリテーション課主任 板橋(言語聴覚士)
インフルエンザの季節が!皆さん予防接種はすみましたか?
2019年10月30日
10月も残り僅かとなり、外も寒くなって冬の気配が強くなってきました。冬が近づき、寒くなってくることでよく耳にするのがインフルエンザの流行です。
皆さんはインフルエンザの予防はしていますか?まず予防と言って思いつくのはインフルエンザワクチンの接種です。皆さんの中にもインフルエンザの予防接種をすでに受けた方もいると思います。中には去年予防接種を受けたから必要無いと思う方もいるかもしれませんが、インフルエンザのワクチンの効果は3~5ヶ月と言われています。またワクチンはそのシーズンに流行することが予測されると判断されたウイルスを用いて作られるため、去年予防接種を行った方も改めて予防接種をすることが必要です。また、ワクチンには発熱や喉の痛みなどインフルエンザの症状が出現する「発病」や肺炎や脳症など重い合併症が現れる「重症化」を予防する効果はありますが、ウイルスが体内に侵入する「感染」を防ぐ効果はありません。その為、普段からインフルエンザにかからないための予防が大切です。まずインフルエンザが流行してきたら人ごみへの外出は控える様にしてください。やむを得ず人ごみに入る可能性がある場合にはマスクも有効です。そして外出後には流水・石鹸による手洗いが重要です。また、アルコールによる手指衛生も効果があり、西堀病院もリハビリ室の入退室時にはアルコールでの手指衛生を働きかけています。その他、湿度を50~60%に保って乾燥を防ぎ、体の抵抗力を高める為に十分な休養とバランスのとれた栄養をしっかりと取ることが重要です。
皆さんもインフルエンザの予防を心がけ、これからくる冬を健康に過ごせるように気をつけてください。院内リハビリテーション課主任 水越 (作業療法士)
訪問リハの秋!
2019年10月29日
2019年10月28日
訪問リハビリテーション西堀は9時から17時まで函館市内を中心に自宅や施設へ赴きリハビリテーションを提供する外勤主体の勤務形態です。少々の悪天候でも利用者様の元へ駆けつけ、皆様のニーズに応えるためスタッフ一同日々精進しております。10月は自然が大きく変化する季節でもあります。朝晩の気温差、色彩、植物の実りや虫の音など五感を通して、短い秋を楽しまれてみるのも日本の情緒ではありませんか。
外勤の際、車窓から函館周辺の山々を眺めると、秋も深まり色彩あふれる紅葉の美しさにホット一息。空は青く澄み渡り思わず大きく深呼吸。心地よい空気の冷たさを感じながら、心機一転、利用者様のご自宅へ足を運ぶ。函館の秋を感じながら訪問リハビリを続けています。
これから夜寒を覚える頃、皆様も風邪などひかないようお体に気を付けて。
訪問リハ主任 宇野(作業療法士)短時間通所リハビリのご案内
2019年10月16日
当院の通所リハビリテーションは、午前と午後の3時間以上4時間未満で運営していましたが、より多くのニーズに応じられるよう、1時間以上2時間未満の短時間型を導入しました。以前から「リハビリだけ行ったらすぐに帰りたい」「家での仕事もあるから短い時間の方が嬉しい」などと言った声が多く聞かれていたこともあり、導入直後から徐々に短時間型へ移行する方や、新規で希望される方がいらしています。
利用を希望する方や興味のある方、先ずはお話だけ聞きたいという方がおりましたら、ぜひお気軽に当院通所リハビリ(52-3500)へお問い合わせ下さい。在宅リハ課長 寺田(言語聴覚士)
リハビリテーション課『研修報告会』開催!
2019年09月27日
段々と秋が感じられる気候になってきましたが、皆様いかがお過ごしですか?
9月10日にリハビリテーション課にて研修報告会が行われました。
PT伊藤より日本病院学会にて発表した内容「当院リハビリテーション課における医療安全の取組~KYT実施による効果の検証~」と、会場にて気になった発表内容の伝達、OT山本より全国デイ・ケア研修大会にて発表した内容「家事がしたいという症例を支援し終了に至った症例」と、気になった発表内容の伝達をしてもらいました。
発表後はディスカッションも行われ、とても有意義な時間となりました!
業務の都合上参加できないスタッフも多いので、学会参加の伝達講習はとてもありがたいですね!
報告してくれた伊藤さん、山本さん、ありがとうございました!
主任 森田(理学療法士)