理学療法士を中心に始まった西堀学会も5回目を迎え、今年は作業療法士、言語聴覚士も加わって、より充実した研修の場となりました。
当初、対面での開催を企画していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、急遽、オンラインでの開催としました。
エントリーされた演題は全9演題。演題名と発表者をご紹介します。
生活行為向上マネジメントを用いて買い物へ行けることを目標とした症例~コロナ渦での外出機会の検討~ 野崎達貴(作業療法士)
干渉電流型低周波治療機器(ジェントルスティム)を使用することでお楽しみレベルの経口摂取が可能になった症例 渡辺光陽(言語聴覚士)
ハンドヘルドダイナモメーターを用いた股関節伸展筋力計測方法の検討~台固定法の再現性及び妥当性の検証~ 金子優貴(理学療法士)
右TKAの患者様の歩行再獲得を目標に介入した症例 中山晶華(理学療法士)
回復期病棟脳卒中患者の運動機能が食事に及ぼす影響~退院時における経口摂取に関連する因子の検証~ 笹森公平(理学療法士)
回復期脳卒中患者の自宅退院に影響を及ぼす因子 小笠原啓太(理学療法士)
10年ぶりに屋外活動に参加した症例~屋外活動と生きがいの関係性~ 永井裕之(理学療法士)
進行性疾患の利用者への訪問リハ~在宅生活を続けていくためにすべきこと~ 藤下凌(作業療法士)
一般病棟患者の転帰先についての検討~入院の有無による患者の比較~ 吉田嘉樹(理学療法士)
どの発表もリハビリの質を高め、より良いリハビリテーションを患者さま、利用者さまに提供しようという熱い発表でしたが、学術奨励賞は伊丸岡の独断と偏見で中山さんとさせていただきました。今回の経験を糧に今後も頑張ってください!