夏も終わり少しずつ寒くなってきました。秋と言えば食欲の秋・スポーツの秋と言いますが、今年の秋のイベントは何か考えていましたか?日常の中で趣味や嗜好などの「楽しみ」をもって生活をしていく事が「生活の質」を高めていく事になり、リハビリとしての視点でも筋力低下の予防や認知機能低下の予防など多くのメリットが考えられます。これから寒くなる北海道ですが、是非、月に1回程度、自分にあったイベントを楽しんでいただければと思います。
話は変わりまして、今回、2018年10月3、4日に鳥取県で開催されたリハビリテーション・ケア合同研究大会に参加してきました。OT村上、PT佐藤、ST日隅、OT山本の4名が演題発表をしました。この学会はリハビリ専門職だけではなく、医師や看護師、歯科衛生士など多くの職種の方が参加しており、普段聞くことのできないような発表を聞くことができ、とても勉強になりました。また、私たちの発表に対しても様々な視点からの質問やアドバイスをいただくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
函館から鳥取県に行くには飛行機便の時刻の関係上、大会前日に鳥取県に入り、大会翌日に函館に帰る便となります。つまり、10月2日~5日までの旅となりました。空いた時間を有効に活用し、鳥取県の名産物のカニや梨、また、北海道ではあまり食べることのない猪の肉や深海魚料理を食べたり、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」や「名探偵コナン」の作者の出身地であるため、街並みに多くの妖怪たちを見ることができました。鳥取空港やコンビニ、飲食店の入り口には「リハビリテーション・ケア合同研究大会 ようこそ鳥取県へ」と県民の皆さまには私たちを歓迎して頂いたことに深く感謝しております。
これからも日々研鑽を積み重ね、自分自身のスキルアップ、知り得た情報をスタッフへ伝え、病院全体のスキルアップを図り、それが函館市民の皆さまのために役立てられるよう尽力していきたいと思います。
(文:理学療法士係長 佐藤)