西堀病院リハビリ課のブログ 西堀病院リハビリ課のブログ

月: 2024年12月

  • 第75回北海道理学療法士学術大会にて発表参加

    2024年12月06日

    12月になり、いよいよ本格的な冬がやってきましたが皆様は体調崩さずお過ごしでしょうか。函館でも雪が降り始めた11月30日~12月1日に苫小牧市民会館で第75回北海道理学療法士学術大会があり、口述演題発表をしてきました。コロナ禍以降、久しぶりに対面での学術大会に参加し、少し懐かしさも感じながら学術大会の雰囲気を楽しみました。少し緊張しながら「回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者の運動機能と歩行自立度の関係~退院時データを用いた決定木分析~」という演題名で研究発表を行いました。発表内容は、研究の結果、「脳卒中患者が退院時に歩行を自立するための要因として体幹機能や麻痺側の下肢機能が重要となる」という事がわかり、体幹機能や麻痺側下肢機能の向上を目標に治療を進める事が歩行の自立に繋がると再認識できました。

    また、学術大会では著名な方の講演などを聞き有意義な時間を過ごすことが出来ました。今後も現状に満足せず、向上心を持って臨床に励んでいきたいと思います。

    院内リハビリテーション課主任 小笠原 啓太(理学療法士)

  • 第77回 道南医学会

    2024年12月05日

    皆さんこんにちは。通所リハビリテーション西堀、理学療法士の田村です。

    冷気が一段と深まり冬の訪れを感じる今日このごろ、お障りなくお過ごしでしょうか。

    タイトルにありますよう11月16日に「第77回 道南医学会」に参加して参りました。各医会、協同研究グループによる幅広い活動や道南地域の保健・医療・福祉の発展向上の為、1948年から開催している歴史ある大会になります。先駆的な取り組みや研究報告を傾聴し、日々の業務へ活かすとともに、他施設などと情報交換を図れる機会となっています。

    以前は演題発表として当院からも理学療法士や作業療法士が参加しておりましたが、今回は「リハビリ」セッションの座長として私が参加致しました。座長とは、当該プログラムの管理者・進行役として取りまとめをする役となります。上司にアドバイスを頂きながら、初めての座長を無事終える事ができ、自身のスキルアップを図る大変貴重な経験をさせていただきました。

    また、私の他にも当院から若手の理学療法士が2名参加していました。学会というものに初めて参加し、学会の雰囲気を味わうことができていました。この2名は来年に学会発表を控えており、またこのブログで続報をご報告できればと思います!

    通所リハビリテーション主任 田村 祐輔(理学療法士)