西堀病院リハビリ課のブログ 西堀病院リハビリ課のブログ

月: 2023年9月

  • 第1回 にしぼり在宅リハビリテーションセミナー

    2023年09月21日

     今年の記録的な猛暑も少しずつ落ち着き、秋の涼しい風が感じられるようになってきました。そう感じ始めている時間は短く、すぐに北海道の寒い日々が始まりそうですね。

     話は変わりまして、8月18日に第1回にしぼり在宅リハビリテーションセミナーを開催しました。このセミナーは西堀病院の在宅リハ部門を居宅介護支援事業者の皆さまへ向けて紹介させていただくことを目的としております。運動特化型デイサービス、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、短時間型通所介護など、さまざまな事業所の名前を耳にします。しかし、それぞれの事業所の特徴はもちろんのこと、同じカテゴリの事業所でも特徴はさまざまです。その部分をケアマネジャーの皆さまに知っていただくための情報提供をしないまま、利用者に適したサービスを選択するのはとても難しいことと思います。私たち、西堀病院の在宅リハビリテーションサービスはどんなサービスを提供しており、どんな特徴があるのかを知っていただきたく、対面・Webのハイブリッド開催にてセミナーを企画致しました。第1回セミナーでは法人外からの参加者で対面7名、Web12名の参加者に加え、法人内からも6名、Webにて約20名のスタッフが参加されました。

     第1回セミナーの内容は「通所・訪問リハビリテーション西堀の紹介」というテーマで訪問範囲や通所送迎範囲、事業所の体制やサービスの特徴等を紹介させていただきました。本セミナーは今年度全4回構成となっております。次回は10月13日(金)17:00~18:00でテーマは「生活行為向上リハビリテーションを実施した通所利用者の報告」です。参加締め切りは10月6日(金)となっておりますので、興味のある方はTEL:0138-52-3500までご連絡ください。皆さまのご参加をお待ちしております。

    在宅リハビリテーション課長 佐藤 嶺(理学療法士)

  • 腹が減っては戦は出来ぬ

    2023年09月13日

    物事に取り組むときは、まず腹ごしらえをしてエネルギーを補給するべきだという例えです。世界中に同じ意味のことわざがあり英語では「胃が足を運ぶ」というそうです。リハビリでも同様で体に栄養が足りない状態で行う運動はダイエットと同じです。せっかく体力をつけるためにリハビリしているのに、どんどん筋肉がなくなるというのは案外あり得る事なのです。つまりリハビリと栄養は切っても切り離せない間柄であり、当院においてもNST(栄養サポートチーム)、低栄養カンファレンス、リハ栄養プロジェクトチームなど様々な活動を通して連携をとっています。なかでも言語聴覚士(ST)は飲み込みのリハビリを担っているので、管理栄養士が必要な栄養素やエネルギー量を計算して提供している食事を確実に摂取できるように、食事の形態や提供の仕方など特に綿密に連携を取り合っています。

    今回は栄養士の卵である学生さん達がVF検査(嚥下造影検査)を見学に来てくれました。患者さんにバリウムを飲んで頂き、それが喉をどのように通っておなかに入っていくかがみられる検査ですが、もちろん学生さん達は聞くのも見るのも初めてで、様々な驚きや発見があったようです。短い間ですがひとつでも多くのものを感じて帰って欲しいものです。

    院内リハビリテーション課 主任 松島 環(言語聴覚士)

  • 北海道作業療法学会学術大会の伝達講習を行いました!

    2023年09月05日

    6/24.25に第53回北海道作業療法学会学術大会が開催されました。

    今年度は現地開催(恵庭市)とオンデマンド配信のハイブリッド形式で行われ、当院からはOT池畑くん・OT金田くんの2名が参加してきました。

    シンポジウムは「根拠に基づいた作業療法の再考と挑戦」となっており、様々な演題が集められておりました。

    参加した池畑くん、金田くんから参加できなかったスタッフに向けて伝達講習していただき、参加できなかったスタッフとも知識を共有しました。

    今回初めての学術大会参加となったOT池畑くんに感想をもらいました。

    【今回、初めて学術大会に参加し、普段得る事のできない知識や最新の知見などを学ぶことができました。また、他施設の作業療法士の発表を聞き、たくさんの刺激を受けました。今回の学術大会にはオンラインでの参加となりましたが、今後機会があれば現地参加し、発表者と意見交換をしたいです。今回得た知識を日々の業務に活かしていきたいと思います。参加をサポートしていただいた職場の皆さまに感謝申し上げます。】

    学術大会のみならず、より良いリハビリテーションを提供できるよう引き続き自己研鑽していきます。