月: 2023年6月
通所リハビリテーション西堀
2023年06月21日
こんにちは、理学療法士の田村です。6月も下旬となり気温も上昇していますが、季節の変わり目では心や身体の調子が悪くなるケースも少なくありません。体調に十分にお気を付けください。さて、今回は私が所属している「通所リハビリテーション」のお話をさせていただきます。
西堀病院には通所リハビリテーションが併設されております。通所リハビリテーションとは、要介護者又は要支援者の方が通所リハビリテーション事業所に通い、心身機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるため理学療法、作業療法、言語療法、その他必要なリハビリテーションを行うサービスです。
当通所リハビリでは、利用時間が午前と午後に分かれており、運転手と職員の2名体制でご自宅へ送り迎えを行います。到着し、血圧・脈拍・体温などの健康チェックを行った後、専門の療法士による個別リハビリ・個々に合わせて作成したリハビリメニューを行います。
筋力トレーニングマシンやエルゴメータなど、トレーニング機器も充実しております。
ご利用には介護保険制度で要介護認定を受け、要支援もしくは要介護に認定された方が対象となります。随時、見学や相談を受付けておりますので、お気軽にお電話下さい。
☆お問合せ先 西堀病院通所リハビリテーション TEL:(0138)52-3500
通所リハビリテーション西堀 主任 田村祐輔(理学療法士)
梅雨の時期から、ご注意を!
2023年06月16日
6月に入り暖かい日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。これから本格的に梅雨入りを迎えると思いますが、じっとりとした湿気とともに気温も高くなる6月。体が暑さに十分順応できていない今だからこそ、熱中症と脱水に注意が必要です。
熱中症は梅雨時期から増え始め、梅雨明け後をピークとして時間や場所を選ばず赤ちゃんから高齢者まで誰でも起こりうる怖いものです。
熱中症の始まりは体の水分不足、つまり脱水症です。脱水になると血管に負担がかかりやすくなり、脳卒中や心筋梗塞といった病気にも繋がります。熱くなる日が多くなるこの時期から、水分を上手に摂取する習慣をもち、脱水を防ぎましょう。
【上手な水分の取り方】
1日の水分摂取量の目安:1.0~1.2L程度
ゆっくり少量(150~200ml)ずつ、7~8回に分けてこまめに飲む
下記タイミングで飲むとより効果的
①起床時 ②運動前後 ③入浴前後 ④就寝前 ※あくまでも目安です。
水分を摂取する際に飲みにくいなと感じたましたら早めの相談が重要です。当院では、言語聴覚士による専門的な評価・訓練を行っております。下の写真は聴診器や造影剤を使用した検査の写真です。ご興味がある方はご相談して頂ければと思います。
リハビリテーション課主任 間山裕人(言語聴覚士)
看護師とリハビリスタッフの勉強会
2023年06月01日
先日、リハビリスタッフに向けて病棟看護師から身体抑制に関する勉強会を開催して頂きました。
当院では出来る限り身体抑制を行わないよう、日々患者様の身体・精神面の状態について多職種で話し合いをしています。しかし、患者さまの身体に危害が及ぶ場合には、ご家族・ご本人から同意を得て、やむを得ず身体抑制を行う場合もあります。その際には、リハビリスタッフも抑制に関する正しい知識が必要であり、道具の適正な使用がなされなければ、医療事故に繋がる可能性もあります。
今回の勉強会では実際の抑制道具を用いて、種類や使用方法、注意点など、わかりやすく説明して頂き、抑制を行う必要性や抜管・転倒・転落などのリスクに対して理解を深めることが出来ました。新入職者を始め、参加したリハビリスタッフの知識やスキルの向上に繋がったと思います。
今回学んだ知識を元に、患者様により良い生活を送っていただくためにも、多職種でお互いが協力し合い、活発な意見交換や日常生活活動の向上に努めていければ良いですね!
看護師の皆さん、今回は開催して頂きありがとうございました!
院内リハビリテーション課 主任 小笠原 由樹(作業療法士)