先日、リハビリスタッフに向けて病棟看護師から身体抑制に関する勉強会を開催して頂きました。
当院では出来る限り身体抑制を行わないよう、日々患者様の身体・精神面の状態について多職種で話し合いをしています。しかし、患者さまの身体に危害が及ぶ場合には、ご家族・ご本人から同意を得て、やむを得ず身体抑制を行う場合もあります。その際には、リハビリスタッフも抑制に関する正しい知識が必要であり、道具の適正な使用がなされなければ、医療事故に繋がる可能性もあります。
今回の勉強会では実際の抑制道具を用いて、種類や使用方法、注意点など、わかりやすく説明して頂き、抑制を行う必要性や抜管・転倒・転落などのリスクに対して理解を深めることが出来ました。新入職者を始め、参加したリハビリスタッフの知識やスキルの向上に繋がったと思います。
今回学んだ知識を元に、患者様により良い生活を送っていただくためにも、多職種でお互いが協力し合い、活発な意見交換や日常生活活動の向上に努めていければ良いですね!
看護師の皆さん、今回は開催して頂きありがとうございました!
院内リハビリテーション課 主任 小笠原 由樹(作業療法士)