6月に入り暖かい日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。これから本格的に梅雨入りを迎えると思いますが、じっとりとした湿気とともに気温も高くなる6月。体が暑さに十分順応できていない今だからこそ、熱中症と脱水に注意が必要です。
熱中症は梅雨時期から増え始め、梅雨明け後をピークとして時間や場所を選ばず赤ちゃんから高齢者まで誰でも起こりうる怖いものです。
熱中症の始まりは体の水分不足、つまり脱水症です。脱水になると血管に負担がかかりやすくなり、脳卒中や心筋梗塞といった病気にも繋がります。熱くなる日が多くなるこの時期から、水分を上手に摂取する習慣をもち、脱水を防ぎましょう。
【上手な水分の取り方】
1日の水分摂取量の目安:1.0~1.2L程度
ゆっくり少量(150~200ml)ずつ、7~8回に分けてこまめに飲む
下記タイミングで飲むとより効果的
①起床時 ②運動前後 ③入浴前後 ④就寝前 ※あくまでも目安です。
水分を摂取する際に飲みにくいなと感じたましたら早めの相談が重要です。当院では、言語聴覚士による専門的な評価・訓練を行っております。下の写真は聴診器や造影剤を使用した検査の写真です。ご興味がある方はご相談して頂ければと思います。
リハビリテーション課主任 間山裕人(言語聴覚士)