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マスク着用の夏、熱中症にご注意ください!

7月になり、熱中症への注意が必要な季節になってきました。マスクを着用することが当たり前になっていますが、熱中症のリスクになるため注意が必要です。

人の体には、溜まった熱を逃がすための様々な仕組みがあります。汗をかくこと、皮膚の血流を増やすこと、そして呼吸があります。

息を吐くことで水蒸気として体熱を逃がしているのですが、汗や水蒸気を出していると体の水分が減ってしまう(脱水)ので、体は尿を濃縮して尿量を減らそうとします。なので、脱水状態にならないためにも、特に夏はこまめな水分摂取が必要となります。さらに、息を吸うことで外気を取り込み、結果として放熱することにもなります。ですが、マスクをしていると籠った空気を吸い込むことになり息苦しさを感じたり、マスクとの接触面に汗をかくなど放熱が上手くできなくなるのです。

環境省、厚生労働省から「新しい生活様式」のリーフレットが発表されていますので、参考にしてみてくださいね。まだ長引きそうなマスク生活ですが、上手に付き合っていきましょう!そして、マスクの形に日焼けしませんように。

 

主任 澤谷(理学療法士)

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