通所リハビリテーション西堀では、昨年度よりセラピストだけではなく介護職員も利用者さまの担当を受け持つ「介護員担当制」を導入いたしました。介護員担当制の役割は担当する利用者さまの全身状態や生活状況を把握したり、通所利用時の自主練習の補助や正しい運動方法の指導、または利用者さまからの要望を聴取するなどの業務がメインとなります。利用者さまからは「相談できる人が増えて良かった」「担当という意識を持って声をかけていただけて嬉しい」といった声が聞かれております。現在は、家屋調査やサービス担当者会議、リハビリテーション会議といった他職種で情報共有をする場にも積極的に参加するようになっております。また、介護職員間で話し合い「空いている時間、隙間時間で何かできることはないか?」と考え、構音障害や発声が苦手な方に対して音読や発声訓練、手のリハビリを目的とした物づくり課題を実施しております。リハビリ特化型施設で働く当事業所の介護職員はリハビリに対するマインドが強くとても頼りになる存在です!
在宅リハビリテーション課長 佐藤 嶺(理学療法士)