8月15日11:00、第108回 健康倶楽部にしぼりが「終末期の過ごしかた ~人生の終わり方を考えてみませんか~」と題して開催されました。講師は訪問看護ステーション西堀の池田 ひろみ所長で、来客13名でした。
これまでの終末期の過ごし方は、家で亡くなることがほどんどでした。近年は、自宅よりも病院で亡くなることが多くなっています。
それは、高齢者の単独・夫婦のみ世帯の増加に伴い介護力が不足していること、同居の家族がいたとしても在宅で看ることにより、家族の負担や不安が増大することです。しかし、高齢者の方々は自宅で最期を迎えたいという希望が多くあります。
では、在宅にて高齢者の生活を継続していくにはどうすればよいでしょうか。
- 使える制度、人は使うこと (サービスの確保)
- 介護者側は、疲れをためないこと
- 何かあることは病院でも、家でも同じなので「何かあってもしょうがないと思う」
ことが大切です。
また元気なうちに考えることとしては
- 病院や施設の情報収集
- 家庭医(かかりつけ医)を見つける
- 妻を大切にする(女性の方が長生きだからです)
- 地域とのつながりをもつ
ということです。
つまり、生きているうちは充実した生活、健康な生活を維持することが大切です。
と講師の池田は人生の終わり方について講話しました。 参加者の中には、高齢の方が多く皆、真剣に耳を傾けていました。
(文:地域連携課 田村)