西堀病院リハビリ課のブログ 西堀病院リハビリ課のブログ

月: 2019年12月

  • 大忘年会!!

    2019年12月24日

    12月14日(土)に毎年恒例の大忘年会がありました。
    今年は例年と比べると出席する人数が多く、大変大盛り上がりでした。
    写真は毎年行われる余興のものです。
    リハビリテーション課からは1年目のスタッフがダンスを披露してくれていました。
    診療部長の三浦副院長も病棟の皆さんも栄養課の課長も素晴らしかったです!!
    とても楽しい一日を過ごせました。

    忘年会が終わり、あと数日で今年一年が終わります。年末にリハビリテーション課では大掃除が予定されています。皆さんも大掃除を行い、年末年始忙しい方もいると思いますが、来年も良い年になると良いですね。

    主任 小笠原 啓太(理学療法士)

  • 厚生労働省指定臨床実習指導者講習会に参加しました。

    2019年12月23日

    2019年12月21日、22日の2日間にわたって函館中央病院にて臨床実習指導者講習会が開催され、訪問リハ宇野主任と伊丸岡がファシリテーターとして、小山OTと小笠原OTが受講者として参加しました。
    2020年4月以降のリハビリ養成校入学生に対しては、臨床実習指導者の要件が変更となり、その要件の一つが、今回開催された講習会の修了です。
    今回の講習会には、函館市内で働いてる作業療法士のみならず、全道各地からおよそ100名の作業療法士が参加。2日間、朝から夜まで「指導方法論」や「管理・運営」、「学生評価」、「多職種連携」など、実習指導する上で必要な知識・心構えを学びました。
    今回の講習会を終え、当院リハビリテーション課で実習指導者の要件満たす作業療法士は6名となり、今年度中には更に2名増える予定です。
    学生の皆さん、安心して当院に実習に来てくださいね!

    リハビリテーション次長 伊丸岡(作業療法士)

  • HALの研修会を行いました

    2019年12月06日

    今年も残すところ約1か月となりました。令和最初の元旦を迎え、皆様はどのような予定を立てていますか?
    今回は、ロボットスーツの代名詞的存在となっているCYBERDYNE株式会社のHALに関する研修会を当院で開催して頂きましたので、内容をご紹介させて頂きたいと思います。
    このロボットスーツHALは、CYBERDYNE株式会社によれば、身体機能を改善・補助・拡張・再生することができると言われています。
    仕組みは、装着者が「こう動きたい」という意思を脳が送り出す信号から読み取り、それに合わせてパワーユニットをコントロールすることで、動作を補助する装着型ロボットです。例えば、「歩きたい」と考えた時、脳は歩くための筋肉に司令を出し、信号が送り出されます。これが生体電位信号です。この生体電位信号を読み取り、歩く動作に合わせてパワーユニットが働き、各関節に装備されたモーターや制御機器が作動して動作を補助します。
    種類は、①下肢タイプ、②単関節タイプ、③腰タイプがあります。

    *下肢タイプ

    *単関節タイプ

    *腰タイプ

    リハビリテーション場面では、動作時に脳は実際に動作がどういう信号でどのように動作したかの確認を行うことで、脳に正のフィードバックを行い学習することができます。また、動作がスムーズに出来ることにより、運動量が大幅にアップし、生活改善にも繋がります。

    このHALは、2016年1月より、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、シャルコー・マリー・トゥース病、封入体筋炎、遠位型ミオパチー、筋ジストロフィー、先天性ミオパチーの8疾患が保険適応となっています。

    また病院や介護施設で、職員の身体の負担を低減するため、介護者向けの機器もあります。

    今回の研修会では、リハビリスタッフが約20名参加し、それぞれの機器を装着し体験しました。AIなど、ロボット機器の参入の時代の中で、最新のロボットに触れることができ有意義な時間を過ごすことができました。

    通所リハビリテーション西堀主任 山本(作業療法士)